「先月を振り返り」
六月六日の二十四節季でいう「芒種」(稲の種をまく時期を言う)から、梅雨に入る「入梅」、昼が最も長い「夏至」も過ぎて、早や、7月2日は「半夏生」と言って田植えがほとんど終わりになり、ホタルが飛び交い、おたまじゃくしやアメンボが田んぼの水面をスイスーイ!
人間社会では、この季節はジメジメして嫌いだという人が多いようですが、生き物社会では、最も生命の誕生が多く、躍動感のある季節です。
里山建部では、吸盤のついているタコの刺身、酢の物、タコ飯などを食べながら、
早苗が田んぼに吸い付いて根を張り、秋には豊作になりますようにと祈願して「代満(しろみて)」
を7月1日におこないます。
四季折々の季節感は日本人の感性の源、こんな伝統行事も大切にしたいものですね。
何かの本にアメリカの諺で「一つの電球を取り換えるのに何人の精神科医が必要か、それは一人、ただし電球が変わりたいと望めば」というのが
書かれてあった。
同じことが我々の地域においても言えると思う。最近の取材で目にするのは、外に対してあきらめて生きている人。
しかし、あきらめるには意外と人生長い、どうせなら挑戦して失敗する方が楽しいではないか。
住民が変わろうとしない限り、町は変わらない。
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