今月の編集後記   2016年11月1日発信

「今月の取材から」


 編集長/ 勝部公平 

もうすぐ「立冬」、今の暦では十一月七日から二月四日の立春まで、 約90日間の冬に入り、朝晩めっきりと肌寒くなり、日の暮れが早くなってきます。こんな季節に口ずさみたくなる唱歌 「冬の星座」。
 ”木枯らしとだえて 冴ゆる空より 地上にふり敷く くずしき光よ・・・”
 ところが今年の天候はちょっと変です。長かった秋雨前線と温暖化のせいでしょうか。 紅葉の秋を飛び越えて一気に冬へ到来したようで、気持ちも萎縮してしまいます。
 とはいえ昔の人も、こんな寒い時期でもちょっと気温が上がると「小春日和」と 呼んで、外の一時を愉しむすべを知っていました。朝の来ない夜がないのと同じように、 春の来ない冬はない。日々の生活を前向きにとらえることが、生きていく上でのコツかな と感じています。



 副編集長/三宅優

 先月も、いや先月はこれまでにない多忙さだった。むろん、その1位は前の田んぼの草刈り。四枚の田をとりあえず祭りまでには刈り終えた。 選挙もあった。当事者ほどではないが、そこそこ出向くことがあった。そんな中、3人の人(佐藤康彦さん・江田基宏さん・佐藤義寛さん)の取材記事をまとめた。 それぞれ、年齢も活動期間も仕事内容も違う。共通しているのは、しっかりとした信念、自分のやりたいことをやっているという満足感。先ほど述べた選挙では建部に住む 大塚愛さんが選ばれた。社会のあり方をこうしたいという信念を持って前に向かって行くことを期待したい。



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