「今月の取材から」
今朝、庭に出てみると頭上を蜻蛉が羽をひらひらさせながら、片時も休むことなく曇り空の中を飛んでいます。
たった一夜の生命を懸命に、そして優雅に舞っているのです。人間にとってはほんの数時間でも、
蜻蛉には何十万時間に値する一生を命の限り生き抜いているのだなと感じさせられました。秋ですねえ。
「たけべ新聞」編集部では創刊以来、”建部に住んでいる私たちの幸せとは何だろう”を
テーマに話し合ってきました。
物の豊かさ、心の豊かさ、絆の豊かさ、自然の豊かさなど、いろいろな豊かさがありますが、
何といっても”命あって”の豊かさが根底にあります。
そこで、今月から地域医療にたずさわっている方々のお考えの一端をお聞きし、
お伝えしたいと考えています。
秋は祭りの季節、日本的収穫祭が町内各地で行われます。
祝いを素直に喜び、存分に味わえる豊かさを満喫したいものです。
取材で訪れた「茶房・りばてい」さん。店内の凝りに凝った造りに目を見張る。
こんな贅沢な空間で憩えるひと時、建部の奥深さを再認識。
「めだかの学校」に目を向ければ、赤枝先生が残された膨大な宝もの。
気づかないでいるだけで、私たちには人生を豊かにしてくれる場がいっぱいだ。
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