「今月の取材から」
昨年1月から始めたた「たけべ新聞」(4月に正式創刊)も早1周年を迎えました。毎月が新年を前にした師走の
ような慌ただしさでした。
平安時代の文献に「師馳せる」とあるそうです。当時の師とは
寺の師匠の僧で、年内最後の檀家まわりや説法で大忙しのことを言ったようですが、当編集局は
幸い若い(70のじいさんから見て)人の参加で、記事開拓やさまざまな受発信
(スマホの視聴、フェースブック、ツイッターなど)の活用で居ながらにして配信、「師馳せらず」走り回らなくても
良くなりました。未来を考える時、若者や女性の発想が欠かせなませんね。
それでも取材だけは直に足を運ぶことが必要で、苦慮することも多々ありました。
去年の特集「建部を考える」では、多岐にわたりそれぞれの立場の人にお話を聞くことができました。
戦中を生き抜いた方々からは、これから残していくべきもの、変革すべきこと諸々を示唆していただきました。
また農業については、大転換期にさしかかる今日の課題や、継続するための新しい取り組みなどを
第一線で活躍する方々より教えていただきました。
こんな昨年中でしたが、今年は「酉年」ということもあり、暁を知らせ、羅針盤としての役割を持ち、
且つ、四季折々の中で潤いと美的な感性を高めてくれる存在として、そんな酉にあやかって「たけべ新聞」も
精進していきたいと考えております。視聴されている皆様に心から感謝を申し上げます。
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