「今月の取材から」
先月、めだかの学校主催の「里山ウォークと燻製づくり」を開催したところ、
市内中心部から親子連れ23人の参加がありました。前週に檻(おり)にかかって
捕れたイノシシ肉で燻製を作り、山で採れたきのこで炊込みご飯をして秋の味覚を
堪能しました。竹を使った食器づくり、木の葉のクラフトなどの体験も楽しみました。
学習の中で、イノシシを解体して出た骨、臓物を山中に捨てておくと、トンビやカラスが
仲間を集めて飛来し、夜にはキツネなどの動物が何キロもある骨をくわえて持ち去ると
話すと、父兄から「地球上の生き物は主を保存するためにすさまじいバトルを繰り返しているのですね」
と感想が述べられた。
子育てにはやさしい愛情と共に、たくましいハングリー精神を育てることが大事なのです。
旧建部町の頃から活動が続く「岡山弁はええもんじゃ」。取材をして、その長続きの秘訣は”まず、やる人たちが楽しんでいる”にあると感じた。
「はっぽね太鼓」にしろ「蚕くらぶ」にしても同様だと思う。「里山建部」にしても、団塊世代の男たちが集って、飲むことを一番の楽しみとしている。
『共に人生を楽しもう、意義とか意味は後から付いてくる』そういうことかも知れない。
そこで「たけべ新聞」だが、中々”楽しい”の境地にはほど遠く、取材、原稿、編集に頭を抱える毎日。来年からは肩の力を抜いて
と考えるが果たしてそんな時は訪れるだろうか?
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