「今月の取材から」
私事で恐縮ですが鹿児島と埼玉の叔父が高齢で亡くなり、
なにかポッカリと空白ができたような先月でした。
人生での
エポックは幾度かあるものですが、因縁とか運命とか
普段あまり気にしないで過ごしてますが、
こんな出来事があると人間、気になるもので弱い自分に気づかされます。
福渡病院を訪問して「環境が人を変える」と表現しましたが、
本当に時代の変化が怒涛の如く押し寄せている今日こそ、
悲観的な気持ちではなくプラス思考の気持ちを持つことが大事なのですね。
平成29年もあとわずか、新しい年への希望や夢を除夜の鐘を聴きながら考えたいものです。
今月は「たけべ人」で理容室「ENOYA」の榎本由香さんにご登場いただきました。
ご主人は地元、川口の生まれで、12年前に実家に戻られてお店を始められたとのこと。
最近の建部の顕著な動きとして若いファミリーのUターンが見られますが、
その中の幾人かは、ここで新しく仕事を始められています。その先駆けと言えるでしょう。
それとは別に先月は高齢社会に対処する「地域包括ケアシステム」に関わる取材が重なりました。
出席者のほとんどが高齢者(私も含め)で、質問の中には「国は何をしてくれるんなぁ?」がママ見受けられました。
「自助→共助→公助」まずは自分の力で、次にまわりで協力し合って、それでもだめなら・・・、
国も「自分のことは自分たちでやってくれ」と言うのがこのケアシステムの本音です。
高度成長の順風にいた我々より、マイナス成長の逆境を生きねばならない今の若者世代の方が、
遥かに頼もしく思えてきます。
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