高塚文(42歳)お母さん
「お母さんになれたこと。無事出産できるか不安でしたが、子どもを産んでからは世界が変わって見えました」
雨宮宏美(40歳)建部町図書館
「建部に越して来て10年、自分を偽ることなく、ありのままの自分を受け止めてくれる友人に恵まれたこと」
延江典子(35歳)建部町公民館
「1999年夏の甲子園に出場した岡山理科大付属高校の応援に行った時のこと。
今でも準決勝まで勝ち抜いた感動は忘れられません。応援者全員が歓声を上げ、帰りのバスでも涙が止まりませんでした。
この日から、私は人を応援することが生きがいとなった気がします」
高橋三穂(67歳)元 めだかの学校館長
「僕は桑原翠邦先生と言われる書道の偉い先生と出会えたことですね。
大学時代になりますがご指導をいただき、色々と影響を受けました。大変お世話になって、おかげで書も少し深まったと思います」
やすみりえ(45歳)川柳作家
「二十代に川柳という文芸に出会ったことです。庄司登美子という方の句集を送られて読んだのですが、恋愛を真っ直ぐに歌って、その人そのものが現れていました。すごい衝撃
を受けました」
濱田祐子(40代)有斐斎 弘道館
「ネコ好きの私にとっては、初めて猫を飼った日のこと。姉が拾ってきたのですが、私はもともと猫アレルギーで喘息が出たりしていて、それでも我慢して飼いたいと言いました。初代マレ君、それが私の猫人生の始まり、それからは何匹も何匹も育てては、里親に出してきました」
花房功基(23歳)たけべおこし
「数年前に、はじめて東京に行った時ですかね。
憧れていた所に行けたのは、他の県に行くのより、やっぱり嬉しかったですね。
その時はテンションが上がりっぱなしで疲れて、着いた日は寝てしまいましたね(笑)
」
宮崎忠志(65歳)建部町文化センター職員
「結婚して40年、無事にここまで来れたことが一番うれしいです。これからは妻とゆっくり旅行へ出かけるのを楽しみにしています」
善木稔(66歳)建部町文化センター職員
「大のサッカー好きなので、2002年ワールドカップでのドイツ対ブラジル戦を東京で観た、その事が最高だったですねえ。母国から来たサポーターの熱気にも
圧倒されました」
松尾三郎(87歳)里山建部 顧問
「学校の先生を退職した後、財産区の事務所を手伝いながら、富沢にある夙山が戻って来た時がうれしかった。富沢の町内会長時代では、現在の”里山建部”を岡山県より誘致し現在に至っていることです」
金島佳子(78歳)剣舞指導
「昨年金婚式を無事に迎え、子どもたちに旅行券をもらったこと。
主人に一緒に行こうと言っても行かないというので、長男の嫁さんと行ったのが楽しかった(笑)」
尾関功恵(78歳)建小学童保育
「喜寿を迎え、孫から北海道旅行をさせてもらいました。
建部小学校の学童保育で子供たちの笑顔に接している時が今は一番うれしい」
寺本和美(67歳)野菜生産者
「家族が平穏無事なことが一番幸せです。子どもたちも、東京・福井・福岡でそれぞれ元気に頑張っていることが生きる張り合いです」
広本栄史(83歳)成就寺 前住職
「去年の春、無事、法燈式をすませ、第四十世を娘婿に譲り継承できたことがもっともうれしい。
継承式は快晴のもと、檀家・地域の皆さんのご協力のもと、稚児行列などができました」
中田敏子(73歳)はっぽね太鼓
「60歳になって退職して自分へのご褒美のつもりで、八十八か所のお遍路をしたんです。
もともと登山が好きだったので、1200キロを自分の足で2年掛けて連れ無しで、一人で歩きました。そのことは、いい思い出となっています」
楢村茂(58歳)教育事務所勤務
「25年前、初めての子どもが帝王切開で生まれた時のことです。どうなるか心配しながら立会ったのですが母子ともに無事で。子どもが出て来た姿は、まるでイエスキリストの誕生のようにまぶしかったです」
葛原英機(75歳)富沢町内会役員
「もう何十年も前、養蚕で使っていた餌になる桑の葉を入れる背負い籠(かご)というのがあって、それに、いっぱいに松茸が採れたこと。それと勤めながらも田んぼを守ってこれたことがうれしい」
東賢一(75歳)前たけべ八幡温泉専務理事
「建部町時代から体育協会で、スポーツ少年団や海洋スポーツなどを通じて、
多くの子供からお年寄りまで世代をこえて地域スポーツに関わってきたことです。
今は孫と三世代でにぎやかな家庭を楽しんでます」
杉山ゆい(37歳)NPO法人なでしこ会勤務
「2002年のワールドカップ、初戦の対ベルギー戦での鈴木隆行のゴール、もう爪先立っちゃいました。泣きましたね。
もちろん、彼の引退試合も観に行きましたよ(笑)」
江田雅則(70歳)飲んべえおじさん
「30年以上も前になるかなあ、建部上地域で行った運動会。小学校を借りてみんなで手作りでこしらえて、各地区ごとに分かれてゲームを争ったり綱引きとかして。
2〜3年続けたかな、あれは面白かった、あれだけ、みんなでやることって、もう無いもんなあ」
長崎雅臣(64歳)建設会社勤務
「鮎釣りが好きで、以前はよく八幡温泉郷の前の旭川で釣っておりました。その頃のことが楽しかったし、良い思い出です。今は、顔が瓜二つと言われる息子と孫と三世代での
生活を楽しんでいます」
市川正之(67歳)里山建部
「一番うれしいのは孫が5人になり、内3人といっしょに暮せていることです。
そして里山活動でリフレッシュ、町内の仲間と一緒に尺八を習うことにも
夢中になってます
」