建部の最新ニュース



 ■ 岡山のトレイルランナーが建部に集結する! 2019年2月17 日発信

トレイルランニング

 聞き慣れない名前だと、お思いの方も・・・。
 「トレイルランニング」(以下、トレイルラン)。ウィキペディアをひも解くと、陸上競技の一種で舗装されていない山野を走るレース。 距離は数10kmから100kmを超えるものまであり、時間も数時間から数日かけることも。標高の高い地を走るなど、かなりの耐久力が求められ、 そのためマラソンと違って、必要な装備を入れたリュックを背負う。
 国内でも開催されており、毎年1000人を超えるランナーが参加している大会もあるとのこと。

 そんなエキサイティングなスポーツが、ここ建部で、今、広がろうとしている。県内の愛好者たちが集まり、トレイルランを市民スポーツとして確立しようと 「岡山県トレイルランニング協会」の設立に向け動き出したのだ。
 その記念すべきイベントが、来月(3月21日・祝)に建部町文化センターで開かれることが決まった。事務局を担当する堀米 恵(けい)さんにお聞きした。

トレイルランニング  協会設立会場を建部にされたのはどうしてですか

 「一番は、やはりこのロケーションですね。県内全域を対象として協会を設定しているので、どこからもアクセスが良くて 駐車場の確保が可能な建部が最適だと判断しました。それに、実際にトレイルできる自然がそばにあるのがいいですね。 僕自身も、ここは妻の実家でもあり、走り慣れていることもあります」

 今回の設立イベントの注目点はなんですか

 「日本のアドベンチャーレーサーの第一人者、田中 正人さんを講師としてお招きしています。また、県内のトップランナーによるセミナーもありますので、これらはレースをやる人にとっては、またとない機会になると思います 」

トレイルランニング  今後、建部との関りにおいてはどんなことをお考えですか

 「できるだけ、地元を巻き込んで、地元の人の理解を得ながら進めていければいいなと考えています。 そのために子どもが参加できるワークショップなどもやれたらいいですね」

 さて、またもや現われ出でし「たけべの魅力」。
 今は人が踏み入れることの少ない山中を、舗装されていないでこぼこ道を、楽しめる場に変えていく。 そんんな時代の到来に、まだまだ建部はこれからが掘り起こされると期待される。


 <詳細は下記より>

 岡山県トレイルランニング協会
 「 設立総会・ 記念イベント開催案内」(PDFにて)
 ホームページ
 フェイスブック


 (取材・三宅 優 写真・松下りえ 写真提供・岡山県トレイルランニング協会)



 ■ 「ギンギンギラギラ 生きて行こうー♪」健康づくり交流会 2019年2月13 日発信

健康づくり 健康づくり  回覧板で案内が来た。福渡学区栄養委員会主催の交流会。「300円昼食付?」すぐに申し込む。
 今朝10時、保健センター講堂に設けられた「コの字」のテーブルはすべて満席。ざっと60名、ほとんどの人が顔見知り。
 「久しぶりね、あけましておめでとう」の声もちらほら。
 最初は当然、栄養委員体操組による「岡山市民体操」から「♪♪・・・××」
 ところが、今日の参加者は元気者ぞろいと来て、足を踏むたびにCDが飛ぶ。 はじめからやり直すこと4回、練習も終えやっと本番。「いやー動いたなあ」
 今日の参加者、男性は4分の1、それでもいつもの集まりよりもグ~ンと多い(答えは最後に)。

  健康づくり 健康づくり  栄養委員さんからは「野菜1皿、塩-1グラム、身体活動+10分」の提案。
 野菜不足は今より1皿工夫して多くとる(毎日、野菜鍋でOK!)。
 塩は麺のスープを残す(こりゃあ、もったいなくてできん)。
 身体活動は近くは歩きと自転車(これも毎日OK!)。

 入口から太鼓にクラリネットで「愛染かつら」の昔なつかしのメロディーで、やって来ました「みつちんどん」芸人123・・・7人の登場で老々男女、大喝采。
健康づくり 健康づくり  「ドジョウすくい」の名演技に男どもは目が煌々(コウコウ)。マジックショーでは、ご婦人どもが身を乗り出し、どこにタネがあるのかで目は釘付け。
 全員合唱も、ただ歌うだけでは物足りないと、両手をあげて最初から最後まで手首を動かし「ギンギンギラギラ 夕日が沈む・・・♪」
 最後は、保育園の出し物では定番の・・・そう、「ジンギスカン!」
「ジン、ジン、ジンギスカン・・・オホホホホー!ワハハハハー!!」で締めくくり。

健康づくり  時刻はお昼前、「どうりで腹が減ったわい」。
 奥の料理実習室で10数名の栄養委員さんによる手作りランチが今か今かと出番を待つ。
 本日のメニューは「鳥唐揚げ」「ホーレンソウ胡麻和え」「長いもとワカメの酢の物」具沢山の「けんちん汁」「青菜ごはん」とデザートの「豆乳寒天」。

 ソワソワ顔のお父さんと「今日はいっしょに来たので、主人のお昼、用意しなくて済むわ」とニコニコ顔のお母さん。
 そうかー、どうりで今日は男が多いと思ったわー「ワハハハハー!」  

(取材・写真 三宅 優)


 ■ 寒~い、でも、だから楽しいんだ里山は 2019年2月11 日発信

花炭作り 花炭作り  最強の寒波の到来におののく日本列島。建部平野も朝から白いものが舞い降りる。
 そんな中、富沢地区鳥越池にある里山キャンプでは子どもたちのかけまわる姿。
 今日(10日)は「めだかの学校」が主催する「炭焼き、マキ割り体験」の日だ。
 だが、あいにくのインフルエンザ流行りで申込者多数がダウン。それでも8家族、19人とスタッフ10名余りが白い息を吐きながら集合した。

花炭作り 花炭作り  まずは、マキ割り体験!
 と言っても、昔のように斧で割るのではなく、今は機械の時代。大型マキ割り機を操作して、直径50cmのマキを「メリッメリッー」と両断。
 これなら、どんな大物でも大丈夫。続いては、炭焼き小屋探索!
 先ほど割ったマキを窯の空気がなくなるまで燃やし続けたら、炭ができるんだよ。会長さんの説明に大人のほうが「へー、そうなんだ」と納得。
 広場では山と盛り上げたモミ殻の上に立てたエントツから白い煙り。
 じゃあ、今から焼芋作りを始めます。サツマイモを新聞紙でくるんで、それを水にビタビタと浸け、アルミホイルで包みます。後は、黒く焼けたもみ殻の中に入れて、お昼ごろにはできてるかなあー。

花炭作り 花炭作り  そして、本命「花炭づくり」。空き缶にモミ殻を敷きつめ、松ボックリ、どんぐり、桐の実、楓の実を入れて蓋をして、これは火起こしした炭の上に2時間ほど置いておくよ。
 蓋に開けた通気穴の煙が透明になったら完成だよ。
 まだまだ、やることいっぱい里山体験。今度は「マイ箸づくり」竹を切り出しナイフで削りながら、先を細く、丸ーくしていくよ。親子で協力してやろう。
 その間、お母さんたちには最重要任務「イノシシカレー」作りが待ってるぞー。
 玉ねぎ、人参、ザクザクとジャガイモは大きめに。オリーブ油でイノシシ肉を炒めて、2つの鍋で30人前、どうかなー、足りるかなー。 ご飯は釜で炊き上がり、プンプンプンといい香り。

花炭作り 花炭作り  見てみると、この里山で手を休めている人はだれもいない。みーんな、目の前の与えられた仕事に一生懸命。だから、やっぱりおいしいよね、自分らで作ったカレーライス。
 満腹になってからは「お~い、子どもらよ、山からおりて来なー、缶を開けるぞー」
 はたしてどうかな、ワクワク。
 「できてる、できてない?ううーん、まだ早かったかなー」
 大丈夫、どれにもちょっとくらいは、とってもきれいなピカピカの黒炭が!。

花炭作り 花炭作り  参加者の声「結局、街の中での休日は部屋にいるかしかなくて、でもこんな機会があれば出て行こうかなって・・・山を見るだけでも楽しい」
 焼芋も、出来て、どうですかお味は?
 「とっても、ホクホク、おいしいわー」と答えてくれたお母さん。
 只今「カレシ(トモダチ)募集中でーす!」
 そう、自然の中ではだれもが自由、照れることなく、いっぺんに子どもの頃に帰れる。だから、里山って「深い!」んだよー。

 (取材・写真 三宅 優)



 ■ 福渡町内会「空き家対策」勉強会のレポート  2019年2月8 日発信

オリエンテーリング  少子化、高齢化、過疎化・・・建部町に限らず、日本のありとあらゆる地方の中山間や離島で起きている課題。
 今日は、その中で建部町福渡町内会が抱える「空き家問題」について、実際に地域振興の最前線で奔走されているローカルエンタープライズ代表の 藤井 裕也(ひろや)さんにお話を聞く機会が持たれた。
 藤井さんは、ご自身も地域おこし協力隊の一員として上山集落の棚田再生にも関わり、その後も美作市梶並地区で地域活性化の先頭に立って来た。
 尚、この会合には岡山市役所から事業政策課の宮本、安藤両氏も参席された。
 はじめに、この会を依頼した福渡町内会会長、窪藪和男さんから福渡の空き家、人口減少について説明があり、60軒余りある空き家対策の急務が伝えられた。
 それを聞いた藤井さん、「えっ?福渡は60軒ですか、僕の梶並は200軒ですよ」(ホー!町内会全員が驚き)
 このあと、自身が梶並地域で取組んできた、移住者を受け入れるまでのステップを例に話が進められた。
 主体となったのは有志(何とかしようという人たち)と地域おこし協力隊による協議会。そこをベースに行政と入所者を巻き込んだ活動へと発展。
 移住希望者のための「お試しハウス」を設け、最低でも一年は住んでもらう。理由としては冬を体験してから決めてもらうことが大切だから(ここでも一同、その長さに驚き)
 呼び込みは60代の人をターゲットにして、定住を強いるのではなく10年間、住んでもらうことを最善と捉え、若い人より確かな年代への誘致を図った。
 途中、窪藪会長から「この福渡でやるには、やることがいっぱいあって、どこから手をつけていいやら、考えあぐねているのだが」との問いかけに、
 「僕も、それでも、ここまで8年間かかりましたから、そう簡単にはいかないとは思いますが、ある程度のイメージと計画ができていればやれると思います」と話された。 (一同、また溜息)
 行政側の宮本さんからも「まずこの地域がどこを目指すのか、他所の事例がここの事例になるとは限らないので、あくまでも時間をかけて、10年間とかの視点で固めていくことが大切では」とアドバイスがあった。


 閉会後「そもそもの始まりが、不幸のはじまり」そんな言葉が浮かんだ。
 記者ら(夫婦)は9年前、東京からこの地が気に入って移ってきた。妻は時給700円の仕事が見つかって喜んだし、私も駅が近いので嬉しかった。 この町の人には何が不足していると言うのだろう。
 参加していた、田地子区長の本田さんが「私の地区から見れば、それでも福渡は恵まれている」とコメント。
 そうだと思う、「ここには何もない」から考えが始まり、結果は「だから何も得られない」
 福渡だけでなく建部町のさまざまな会合に出るたびに感じる疑問。
 「これだけの生活環境を持ちながら、それを幸せと捉えられない大人たちの不幸」

 記者の以前からの提言は「何もしなくていい、今あるものを良しとして、大事にし、それについて皆でわかり合い、そのために町内会は全力を尽くせ!」
 なぜならそれだけでも、大変な事業なのだから。

(取材・写真 三宅 優)



 ■ 「建部町ボウリング大会」は永遠のベストスポーツ!  2019年2月6 日発信

 ボウリングというと、かつての女子プロボウラー、中山選手や須田選手を思い浮かべる記者だが、さにあらず。 今も女子プロボウラー本間成美選手とか人気選手を輩出、人気らしい。
 あるデータによると、日本のスポーツ人口の1位はウォーキングで、2位が、なんと ボウリングだとか。そんなボウリング、この建部でも「ン十年」と続いてきたのをご存じだろうか。
 「建部町町民親睦ボウリング大会」は今回で60回を重ねる超ロングスポーツ。 その大会の報告 が事務局の河原孝輝さんから届いたのでお伝えする。

ボウリング大会  「さる1月28日に津山市ツモクボウリングで開催、厳寒の折りにもかかわらず、老若男女24名の参加者があり、和やかに、また時折り歓声を上げ、 ゲームを繰り広げました。当初の目的である、親睦交友を深めるとともに、平素の運動不足やストレス解消ができたものと考えます。以下、当日の結果(3ゲーム)です」

 優勝  藤本 恵子さん  551ピン(HDC150ピン)
 準優勝 河本 恭世さん  521ピン(HDC144ピン)
 3位  池永 明生さん  512ピン

 ハイゲーム(スクラッチ)
 男性 池永 明生  199ピン
 女性 岸 唯奈さん 164ピン

 次回、開催日は5月27日(月)20時~(ツモクボウリングにて)




 ■ 「夢を探し求めて・・・」建中2年生の立志式  2019年2月2 日発信

 「今の自分の思いをせいいっぱい発表します」(生徒代表)の挨拶で始まった、建部中学2年生の土曜授業「夢と希望を語る会」
 朝9時15分、建部町文化センタ―大ホールに2年生と保護者が座った。  
この日は他の学年も小ホールと校内で発表があり、かけもち取材が難しい。 オニビジョンさんも、この「夢と・・・」の発表に絞ったようで、記者も倣いメモ帳を開いた。
 なお聞き書きゆえ、また初めて耳にする言葉もあり、内容に間違いがあるやもしれないことをお断りしておく(以下、発表順にを紹介)

夢と希望 「看護師になりたい。福渡病院に職場体験に行き、一人でも多くの人の助けになりたいと思った」

 「整備士に。職場体験でハートアップワールドに行き、いろいろと学ぶことができた」

 「人から信頼される大人になりたい。今は、一日一日努力してがんばりたい」

 「病気の人の世話をしたい。きっかけは父が病気で、反応のない父を看護師さんが、お父さんの足を洗ってあげようと言ってくれて。もし看護師さんが声を掛けてくれなかったら、私は亡くなった父の体を拭いてあげることもなく後悔していたと思う」

 「5人兄弟なので、小さい弟の面倒をよく見ます。卵アレルギーの弟には食べものを与える時も注意が必要です。今は子どもと接する仕事、ベビーシッターか保育士になりたいです」

 「生物学者。理由として生き物が好き、生き物についてもっと知りたいと言う気持ちが強いから。大学に入り大学院に進んで、大学に残って研究をして。 成功する人は少ないかもしれないけど、がんばりたい」

 「音楽の仕事。ワンオクロックのライブに行ったら、夢の中にいるようだった。ギターを小6から始めていて、高校に入ったらバンドを組みたい」

 「教師になりたい。小学5~6年の時、いろいろ困ってたら先生が助けてくれた。建小に職場体験で行き、小さい子と触れ合うことの楽しさや大変さを学んだ」

 「英語教師。理由の1つは英語が好き。2つ目は子どもが好き。3つ目は中学の熱心な先生から夢をもらった。今度は私がそれを与えたい。東京オリンピックや万博で観光客と会話して交流したいです」

 「安定した人生を送りたい。人生は楽しいだけではなく苦しいことも多い、裕福なのも良いことばかりではないようだ、だから自分は安定した生き方が向いていると思う。親が安心して老後が送れるように今できることは勉強することだと思う」

 「体育教師。スポーツが好きなので、好きなことを仕事にしたい。そのためにも、いい高校を卒業することが大切だと思う、多くの勉強をしなくてはと考えている」

夢と希望  「古生物学者。古生代の生き物、絶滅した恐竜とかに関心があるので。職場体験はめだかの学校で、魚の餌やり、室温チェックなどを教わったけど、中庭整備が最も大事だと知った」

 「教師。建小に体験学習に行ってそう思った。建中の先生にもいろいろと教わりながら、進んで行きたい」

 「スポーツトレーナー。野球で肘を壊したとき、療法士の方がトレーニングメニューを作ってくれて3カ月で復活できた。選手と接しながら、怪我のサポートをしたい」

 「薬品を販売する登録販売者。薬局に職場体験に行きました。テレビでも薬の副作用のことが放映され恐さを知ってから、特別な仕事だと思った」

   「野球選手。小5のとき、友だちに誘われソフトボールの楽しさを知った。将来は高校野球部から甲子園、プロ野球選手になれたらいい。そのためには強豪校に入りたい」

 「将来の夢はまだありません。高校に行くぐらい、でもそれも行きたくはありません。今はそれ以上には夢は広がりません。職場体験はマルナカに行きました。失敗もありましたが、当たり前のことをするのがむつかしいと思いました」

「ハッキリはしないけど、地域の人に喜んでもらいたい。公民館で職場体験をして、たけべマルシェの荷物運びや場所の設営をして、皆に喜んでもらい達成感がありました。」

 「父の後を継ぎ、お寺の住職になりたい。父と一緒に法事の手伝いをして、来られた方と楽しく話ができ、準備にもやりがいがあった。高野山にも行き、空海が観たのと同じ風景に興奮しました」

 「整備士。ハートアップワールドに職場体験して、1日目は車を拭く作業でちょっと後悔しかけたけど、2日目からタイヤ交換とか楽しくなり洗車も苦にならなくなった。父が家のバイクを手入れするのを見てカッコいいと思ってた」

 「N高校に入りたい。ネットコースだと自分の時間がもてて、全国のクラスメートとも友だちになれるから。他の高校にないカリキュラムがいいと思った」


夢と希望  「西大寺高校へ行きたい。県下で一つだけ国際情報科があるから。学校の催しも体育祭と文化祭の両方をやる秋桜祭があって、楽しそうだから」

 「介護の仕事。父がしていたので興味を持った。それと小さい頃、手術をして人の助けを受けたから。家に祖母がいるし、お年寄りが安心して入浴などの介護ができるようになりたい。少子高齢化の時代、僕たちが支えていかないと、と思う」

 「生物に関わる仕事。カエル、亀、恐竜、新聞で見つけると切り抜いて何度も読んでいる。福井県立博物館で恐竜発掘ツアーにも参加した。 職業体験はメダカの学校に行きずっと観察してても、飽きなかった」

 「小学校教師。私も小学校で先生に助けられたので、福小に職業体験に行った。 テレビでいじめにあった子が自殺したのを聞いて、先生は一人一人の話を聞くことが大事だとわかった」

 「土木の仕事。テレビを観て、外国人が技能実習生として日本で働いているのを知った。人手がないと日々の生活ができなくなると思った、土木は人気がないけど、人の役に立ちたいから」

 「車の整備士。おじいちゃんとドライブしたのが楽しくって、本で車の勉強をした。職業体験はハートアップワールドに行ってタイヤの空気圧を測ったり、普段使わない工具を見せてもらった」

 「祖父が理容師をやっていて髪を切るのを見てカッコいいと思った。小さい頃からお店に出て、お客さんに可愛がってもらったので、今は祖父と一緒に働くことが一番の夢!」

 「保育士。兄妹が多いので、認定こども園に職業体験に行きました。子どもに懐かれ、ふれあって楽しかった。将来は国家資格を取れるよう、今から勉強したい」

 「おもちゃを創る人。誕生日に仮面ライダーの変身ベルトをもらったのが嬉しかった。夏休みは6才の従弟と合体ロボットで遊んだ。今度は僕がおもちゃを創って人をたのしませたい」

 「甲子園に出ること。小2から始めて、今、硬式野球が楽しくなった。全国大会にも出て甲子園も行きたい。でも、これからもっと厳しい練習になるけどがんばっていきたい」

夢と希望  「夢はまだないけど、竹枝小に職場体験に行って、作文の点検や計算ドリルをチェックした。先生から、×をつけるときは小さくしないと、その子が傷つくからと言われ、先生はいろんなことに気づかうので大変だと知った。今は高校に入って夢を見つけたい」

 「大学に行きたい。そのための高校がどこがいいか、オープンスクールに行って、普通科と工業科4校を観て、やはり大学に行くにためには普通科がいいと思った」

 「小さい頃からずっとやりたいことがありました。パティシエです。ケーキ屋さんに職場体験に行きワクワクして通いました。生クリームの計量の正確さには驚きました。同じ夢なら、人のため、人がよろこんでくれる夢に就きたいと思うようになりました」

 「夢がまったくありません、大人になっても何になるか決まっていません。今は休み時間を活かして少しでも勉強して、少しでもいい高校に行くことを目標にしたいです。でもこの作文を書いていることは、将来の夢につながることの意思がある証明でもあると思います」

 「あきらめない、達成感、やりがいがある。クラスの子は家を継ぎたいとか、しっかりとした考えを持っていて、同じ年齢なのにずいぶんと違うと感じた。 マルナカに職場体験に行き、疲れる日もあった、でも一日働いた達成感もあった」

 「動物関係。トリマー、ドッグトレーナー、獣医師。家で犬を2匹飼い出した、ダックスフンドで病気にならないよう心掛けるようになった。できれば、ペットからも飼い主からも信頼されるトリマーになりたい」
夢と希望
 「これと言った夢はまだありません。公民館の職場体験で文化祭のパネル出しを手伝い、とても助かったと言われたのがうれしかった。 僕は将来しっかりと働かなくてはなりません、しかし今のままでは・・・。中学の勉強をしっかりやらねばと思っています」

 「まだ、ありません。正直どうしようか、私の友だちは具体的に何になるか持っていて。私は矯正をしていて、叔母が歯科衛生士をやっているので話を聞きました。歯科衛生士になるにも、道がいくつかあることが分りました。まだはっきりとは言えませんが、今の生活に、いっしょうけんめい取り組んで、ボランティア活動もやりながら見つけたい」

 (記者感想)
 今の中学生の置かれた状況の厳しさ、むつかしさが伝わった。「自由に、好きなことを、無限の可能性に向けて」の先に待っている、既定の枠組み。 生徒たちは、その障壁の前で、たじろみ、何とか乗り越えようと・・・。それでも、社会を変えられるのは、乗り越えた君たちしかいない。

 (取材・写真 三宅優)




 ■今月の「たけべ人(びと)」

建部で活き活きと活動する人にスポット。
 建部に生まれ、建部で育つ。夢はもっと
 奥深い田舎で暮すこと。
 自然との共存をテーマに積極的な活動を
 試みる佐藤 安奈さんの登場。
 (取材・写真 三宅 優  写真提供・佐藤安奈)

佐藤安奈 (プロフィール)
 佐藤 安奈(あんな)
  平成5年、建部町吉田に生まれる
  御津高校卒業後、岡山大学マッチング
  プログラムコースに入学。
  環境、自然、農村といった地域の
  あり方について学ぶ。
  卒論は建部の里山活動をテーマに上げる。
、 現在、生活協同組合おかやまコープに勤務。
  吉田在住。


(聞き手・三宅 優) 小さい頃から自然が好きだったんですか?
 「竹枝小学校の時、しっかり川で遊ばせてくれました。魚取りとかして、川を汚さないように教わりました。 田植え、稲刈りとかイイソも作ったりして、山で秘密基地をこしらえようとしたり、ホント小学校は楽しかったです。
 学校で合鴨農法もやったことがあったんです。合鴨は食べれるよーっと言われて、いやだーと思って、結局、担任の先生が引き取って行きました。 学んだことは、合鴨は汚い糞がいっぱいポトポト落ちて大変だってこと(笑)」

佐藤安奈  その頃には「水辺の楽校」があったんですか
 「いえ、私が卒業した後にできました。できて、とっても羨ましかったです」

 中学ではどんな生活でしたか
 「バスケ部に入って、バスケ一筋だったですね。でも中2の時、半月板を壊して、円板状半月板だったので、三年の大会に出るつもりが、とっても悔しくって・・・先生も良い先生でした」

 高校はどちらですか
 「御津高校です。下の姉も同じで、姉から”試験も楽だよー”とか、”テストに出るところも前もって言ってくれるよー”とか教わってたので。 とにかく、勉強したくなかったです、楽にやりたかった(笑)」

 部活の方は?
 「バスケに入部しました、一応、キャプテンになりましたが、いつも人数が少なくて弱小のままでした」

 そこから、岡大に行かれたわけですね
 「ええ、マッチングプログラムコースに入って、それは何かと言うと、自分に合った講義を何でも受けれるコースなんです。最終的には4年の卒論の段階で、どこかの学部を選ぶことになるのですが」

 どんな勉強をされましたか
 「農村の振興策とか、地域活性化、鳥獣対策とか・・・。最初、スローライフと言うか、”心豊かに暮らせたらいい”、どうしてみんなそこに気づかないのだろう? 何でもかんでも、値段をつけてしまうのか、自給自足でいいのにと思ってたんです。でも、大学の途中で、農村が生き残っていくには、しょうがないのかなあって考え始めて、じゃあ、学ぶかって(笑)」

佐藤安奈

 卒論は富沢の里山活動を取り上げたのですよね
 「はい、環境理工学部の環境経済学科を選択して、”建部の里山における地域活性化”というテーマで論文をまとめました。
 当初、里山で活動する人たちから後継者がいないと言われて、週1回の活動だし、こんなに楽しいのに何だろうって考えました。けど深く関わってみると、若い人の生活はその通りに動いていないことや、 年寄りが生きがいにしていても、却って他所の者が入りにくいことが見えてきました。でも研究論文として、活性化のヒントになることが何も提示できず、 建部の全体がわかったけど、もっと一つのもっと絞り込んだテーマを追及すべきだったと反省しています」

 やはり若い人にとっては、街中の暮らしに十分満足しているんだと思いますし、働き場所がそこにあるというのが大きいでしょう。 大学卒業後、安奈さんがコープに就職されたのは、どういう経緯ですか
 「そうなんですよね、私も農業をしたかったけど、農業経営学も学んだけど、農業をやるにしても自由にできないのがわかって・・・。 それで結局、何が好きかというと、人と接するのが好き、体を動かすのが好き。生協を選んだのは、大震災の時、一番に援助したこと、地域貢献しているのがいいなあって。 売るためではなく、自分たちのやりたいことを実現している企業だと思ったからです」

 3年経って、実際はどうですか
 「配達に行って、”いつもありがとうねー”とか”便利にしてるわよー”と言ってくださって、お客様の声がすぐに聞けるのが いい。動いて喜ばれる仕事ってあまりないと思います。でも、いつまでも現場にいられるわけではなくって、これからはマネジメントの立場に立たなくてはいけないのが、 今、ちょっと辛いです(笑)」


佐藤安奈 佐藤安奈  仕事以外に、いろんな活動をしていますね
 「下神目のおばあちゃん家で、”建部ほったらかし農園”というのをやってるんですが、これは、気ままに農業をやりたいのと、できるだけ自然を壊さないでということで。 去年、秋にはサツマイモ掘りをしたんですが、あまり実が成ってなくて、皆んな、がっかりです(笑)。
 後は”アスエコ”の環境学習指導者に登録していて、 めだかの学校の授業なんかに参加してます。いつか自分でプログラムを組みたいと思っています」

 いつも、どんな仲間の人たちと活動してますか 
 「”あこがれスタイル”というESD団体の仲間です。皆がやりたいことをやって、憧れられる人になると言う意味で、自分に自信がなくても、ありのままの自分を認め、そのためのコミュニティスキルを高めていくのが狙いです」

佐藤安奈  昨年7月の大水害では、御津の国ケ原の災害地でボランティアに出られましたね
 「おかやまコープでも呼びかけがあったのですが、明日と言われても、行きたいけど行けなくて。近いところで、御津国ケ原ネットを見て参加しました。 自分が何もしていないことを咎めていたので、少し気持ちが楽になりました」

 今後の活動の予定は?
 「タケノコ掘りです、今、一生懸命、下草刈りをしています、でも、もうイノシシが掘ってて、あと、10日間で山の草刈りも済ませなくては(笑)」

 がんばってください(笑)


 【記者感想】
 いつもノルディックスタイル、または自転車を押して、我家の前を下神目に向って歩いて行く。
 「不思議な女の子だなあ」が我ら夫婦の印象。それが「里山建部」のイベントで見かけ、吉田の「れんげ祭り」では威勢よく杵を振り下ろして餅つき。 メダカの学校の催事では、アスエコの指導員と一緒に生きもの調査。
 「何者なんだろう?」
 答えは身近な所から。当新聞、勝部編集長が「うん、吉田に住む安奈ちゃん、昔から自然大好きで、今、卒論で里山をテーマに書いてるよ」
 なーんだ、不思議でも何でもない、我家の前で見かけるのは、下神目のおばあちゃん家に行くため。
 「自転車で45分、おばあちゃん家まで行くのが私のスポーツですよ(笑)」

佐藤安奈  他にも、吉田の秋祭りには神楽の主力の舞手とか。
 7月の水害における国ケ原の農場復旧作業では、強烈な猛暑の中、水に浸かった肥料を懸命にスコップで除去する姿が見られた。
 「細っこいのに、タフだなあー」ここでも、そのバイタリティに驚かされた。
 体を動かすのが好きで、奥深い田舎で暮らすを夢見る、常に「なんでだろう?」と疑問を抱いては立ち止まる。やはり永遠に未知数、”不思議な女の子”である。

(三宅 優)





 ■ 恒例、スポーツ少年団のオリエンテーリング報告  2019年1月29 日発信

オリエンテーリング オリエンテーリング  この冬一番の寒さと雪が舞い散るこの日(今月26日土曜日)、大田の活性化センターに建部のスポーツ少年団の子供たち40人とスタッフ、家族あわせて総勢110名が白い息を吐きながら集合。
 B&G建部海洋センターが昭和55年発足して間もなく始まった「建部スポーツ少年団交流オリエンテーリング」も今年で35回目になります。
 今年は8チームに分かれて大田地区の名所旧跡などを地図を頼りにウォーキング。ポイントに到着するたびにチーム一丸となってクイズを解いていきます。
 コースを歩きながらのゴミ拾いもチームの役割です。地域を訪ねて、そこのすばらしさを学ぶだけでなく、地域の美化活動もおこなう、生きた体験学習ですねー。

オリエンテーリング オリエンテーリング  ご両親の中には、自分が子供の時にどこどこを歩いたとか、チームメイトの懐かしい話とかを語り、世代を渡って参加している家族が多いのに驚かされます。
 約6kmほどのコースを3時間前後で巡る、友達どうしだけでなく指導員の先生とのコミュニケーションも深まり、今後の少年団活動の盛り上りに期待が持てます。
 ゴールでは、お母さんたちが手作りでつくったカレーライスが待っていて、体にぬくもりを与えてくれました。 こんな活動が建部の子供たちを健全に育てていく要因なのだと実感しました。

(取材・写真 勝部 公平)



 ■ 建部の最大級の悩みに、いざ「たけべジビエ研究所」出動!  2019年1月27 日発信

レザークラフト レザークラフト  今日(1月27日)朝10時、建部町公民館にてレザークラフト講座が開催されました。
 主催したのは「たけべジビエ研究所」と「建部獣皮有効活用研究所」双方による企画。
 今回はレザーの中でも”カシミア”と言われる シカ皮を使ってのキーホルダーづくり。参加者は倉敷から来られた方を含め定員を超える 大人11名。乳幼児6名も行き場所が困るほどの賑やかさ。

 この催しを企画したのは鴨井ジビエ研究所所長と獣皮研代表の頼本ちひろさん。
 冒頭、頼本さんから「全国で害獣の被害額がどの程度かご存知ですか」と投げかけられ。100億円からの被害があると知らされて一同が仰天。それでも、イノシシ、シカが食肉利用されることが増えつつあると聞き安堵、しかし「毛皮は、ほとんど捨てられている」と聞き、また仰天。最後まで命のいただきモノを大切に生かすように心がけたいと述べられた。

レザークラフト レザークラフト  さて、実践活用コーナー。まずは「コーナー落とし」
 専用の道具を使い皮に丸みをつけたりする

2.「皮ホルダーに名前や絵を入れる」
 電気ゴテで火傷しそうな作業

3皮を貼り合わせる
 両面テープで貼り、その後、糸穴を開ける

「縫う」
   2本の針で周りを縫う(これに、かなりの男?らが困惑したらしい)

レザークラフト レザークラフト  ここまでの作業、意外と簡単と思いましたが細かい作業、それも老眼?のせいで見えない。この後は早々ギブアップ、もっぱら観ることにまわりました。

 頼本ちひろ代表によると、今回のディアスキンは、わざわざ東京の業者に”鞣し(なめし)”を依頼されたとのこと。獣皮を送るには前もって、ていねいに皮油を削ぐ必要があり、代表、自ら包丁で作業を行うそうです。
 仕上がってきた獣皮は、非常に柔らかく肌触りの良いものでした。

 開始から2時間、どうやら皆さんキーホルダーが完成したようです。出来上がりの満足はどうでしょう?
 結果は「ジビエ研」の次なる開催に聞けるでしょう。

 (取材・写真 沖 政信(めだかの学校)写真・松下りえ)

レザークラフト レザークラフト  PS.昨日、雨宿りならぬ雪宿り?に寄られた三宅副編集長から取材して来るよう依頼を受けました(たぶん人手不足)。ジビエ研メンバーの私がお役に立てるならと気軽に引き受けましたが、難しいものですねぇ!
(いえ、いえ、これでレギュラー確定、これからもお力添え期待しています~編集部)



 ■ 近くのことから地域のこと、そして世界へ、福小「かがやきタイム」!  2019年1月27 日発信

かがやきタイム かがやきタイム  まっ白く覆われた小学校のグラウンド、今日は福渡小学校の全児童による「かがやきタイム」発表会。
 「生活科・総合的な学習の時間」すなわち算数や国語、理科といった授業で教わらない、子どもたちを取り巻く社会のことについて自らが学ぶ、その1年の成果を伝える日なのだ。
 体育館には先生、児童、保護者が中央にてスタンバイ、では一年生からおねがいします。

 「にぎやかな いきもの事典」
 校庭の草むらで見つけたバッタやカエル、ザリガニになったつもりで「どこに住んでるのかな、何が好きなの」と疑問に思ったことを 図鑑で調べた。
 最後は「バッタだって、カエルだって、ザリガニだーって、みんな、みんな・・・♪」と合唱(拍手)

かがやきタイム かがやきタイム  二年生「出会いスマイル・ふくわたり」
 福渡学区のお店や施設を訪ねる。
 「ファミマではバックヤードをみせてもらいました、人が通れるスペースにぎっしりと商品が並んでいました」
 「ハートアップワールドでは大きな機械で車体を持ち上げて、下から整備していました」
 「リバティではコーヒーを淹れるのを見せてもらいました。ここで質問です、リバティではコーヒーは次のどのやり方でお湯を入れるでしょう」
 ➀ヤカンで淹れる ②サイフォンの上から ③サイフォンの下から (答え③)

 三年生「建部のお宝 発見隊」
 建部で自慢できる場所を訪問、お話を聞く。
 「たけべ八幡温泉」では家族風呂、露天風呂、レストラン、おみやげコーナーを見学、効能を教わる。
 「めだかの学校」は館長さんと指導員さんから、魚の種類、数、特長を。
 「佐賀牧場」へ。子牛が毎週生まれると聞かされ、福小の生徒数より多いとビックリ。一番の自慢は、品評会で一位に輝いた牛がいること。

かがやきタイム  四年生「シネマ福渡・旭川の環境つながり」
 県北にある中和小学校と交流し、旭川の上流と建部の中流のつながりについて調べる。
 「旭川ダム」の役目、昔の「高瀬舟」の役割、川石のかたちの違いを調査。川が上から下へと流れることで、人と人がつながって来たことがわかった。

 五年生「学べる ふくまるニュース~身近なお年寄り」
 ニュースキャスターとレポーターによるニュース番組形式で、お年寄り像に迫る。
 (キャスター)「お年寄りが子どもだった頃の生活を紹介しまーす」
 (レポーター)「代表的な給食は、コッペパンクジラの竜田揚げ、脱脂粉乳のミルクです。どんな味なのかは、わかりません」
 「お風呂は水を外から運ぶので、週に一、二度だけだったそうです。あとは、もらい湯と言って隣の家のお風呂を借りていました」
 「これは小学校の体操着でニットブルーマーと言います。これじゃあ、冬はとっても寒そうですね」

かがやきタイム  (キャスター)「それでは、最後に特集、お年寄り向け、オレオレ詐欺について再現VTRです」
 (年寄りに扮した2人、黒メガネの男、登場)
 「あー、もしもし、わしじゃ、わし」
 「あー、ケンちゃんかなー」
 「じいちゃん、タクシーにカバンを忘れて35万円いるんじゃー」
 「よっしゃ、わかったー」
 ・・・この後、事情を知った、おばあちゃんと取っ組み合いのけんか。(会場内、大爆笑!)

かがやきタイム  六年生「FUKUWATARI 国際会議」
 戦争、テロ、地雷、貧困、人種差別、宗教差別、世界で起きている問題について調べた。
 そして、これらを無くそうと活動する人たちがいることを知った。
 国際ボランティア、ユネスコ、ユニセフはこんな活動をしている。
 キング牧師は黒人差別に反対してノーベル平和賞を受賞した。
 世界には五歳以下の貧困の子どもが、日本の人口と同じだけいる。
 イスラム教は悪い宗教ではないとわかった・・・。      

かがやきタイム  (記者感想)
 一年生の見つけた小さな生きもの、二年生の訪ねた地元のお店、三年生が見つけた建部の自慢、四年生が調べた旭川と人のつながり、 五年生が聞いたお年寄りの話、六年生が考えた世界の平和。
 目の前の生命の尊さを知り、地域のきずなの大切さを学び、そして世界の人の幸せを想う、そんな、つながりの根源を目指す良い授業だった。

 では最後に六年生の宣言
「福渡から世界平和を」  

 (取材・写真 三宅 優)



 ■  「でーれーおもれー」どっぷり90分、岡山弁に浸る。  2019年1月25日発信

青山融 「1(いち)2(に)3(さん)4(し)・・・」と数えて20からは?

 当然「21(にーいち)22(にーに)23(にーさん)・・・」
 え?こう数えるのは岡山だけ?

 今日、午後、建部町公民館で開かれた「建部大学」の講演会。講師は「岡山弁はええもんじゃ」でおなじみ、岡山弁協会会長、青山融先生。
 岡山の中でも、ここ建部町は備前、備中、美作が接し、3つの訛りが聞ける特異な地域。それにちなんで、催されて来た通称「岡山弁大会」。 先生はまさしくその仕掛け人。
 さて「岡山弁再発見!」と題した講座、どんなお話が聞けたのか、まず冒頭の数のかぞえ方から。
 全国では、「21(にじゅういち)22(にじゅうに)23(にじゅうさん)・・・」と「じゅう」を必ず読むそうだ。
 これを聞かされた受講生らは一堂に驚愕「えっー、どこでも、そう数えるんじゃねえんかなー」
 先生、曰く「省エネが好きな岡山人は、無くても意味が通じる言葉は言わない」らしい。

青山融  次に今や岡山弁の笑い話に必ず出る「はよーしねー!」(早くしなさい!)。
 実はこれ、倉敷とかの備中だけ使われてて、備前の岡山市では「はよーせられー」、津山では「はよーしんちゃい」だとか。 倉敷出身の記者は「えっ、そうだったの?岡山中で言ってるかと思ってた!」
 岡山の中だって、こんなに通じないのなら、他所から来た人らはどうすれば・・・。
 大丈夫、青山先生が「共通語⇒岡山弁」における文法の置きかえ、「あい」⇒「えー」と言った語尾の変換をレクチャー。
 「長い(ながい)}の「長gai」の「ai」の部分を「e(えー) 」と置きかえる。すなわち、「長えー」他にも「u」は「i」に。 「焼肉(屋)に行ってるんだ」⇒「焼きにきーに、いきょーんじゃ」などなど。

青山融   もう会場内、どよめき、「ここまで、わしらは違っとったんか」
 まったくその通り、自分たちは中央(東京)へ近いつもりが「ゲッー、超ド田舎者!」
 まあでも、それも笑って聞けるシアワセ。こうなったからには、徹底的にオキャーヤマ弁を極める?!!

 そこで最後の例題:
 東京山手線の列車の中、突如、叫ばれる「ケーココケーケー!!」
 列車に乗っていた子どもが「ニワトリさんなの?」
 他にもローマ字で表される岡山弁「OKD」「CBD」「ATUTT」など。
 (答えはこの下に)
 「もー、こけー、ひれー(披露)するにゃーもってーねー(もったいない)でー」
 以上、岡山弁を残そう!!!!!!!!!!でした。

 (取材・写真 三宅優)

 <答え>

 「東京山手線列車に乗りこんだ岡山の若者カップル。開いた席を男が見つけ、彼女を呼ぶ
 ”恵子ここへ来い!”(ケーココケーケー!)」

 「OKD」(オーケーデー)すなわち、「大きいよー」(おーけーでー)

 「CBD」(シービーデー)「しびぃーでぇー」(渋いよー)

 「ATUTT」(エーテーユーテーテー)「合いたいと言うといて」(エーテーユーテーテー)
 



 ■  川の本のもとを知ろう、そんな記念碑を田地子に建てよう  2019年1月22日発信

子ども遊び 子ども遊び  1月21日、建部小学校の工作室はにぎやかです。旭川の支流に源流の碑を田地子川に建立しようとの運動に建部小学校も参加しています。
 岡山県下の市町村を「川の清流を守ろう、旭川をきれいに!」などのスローガンをかかげ、リヤカーを引き半年間かけて歩く活動。
 今日は、のぼり旗の作成、碑の文字入れなどを行いました。思い思いの気持ちを絵や文字で表現、ネットワークのボランティアの皆さんの指導を受けながら、自分たちが書いた碑文の文字をノミで彫る作業などを5、6年生で行いました。
 県北の蒜山高原から瀬戸内の海まで流れている一級河川「旭川」をきれいにすることをアピールしている「旭川流域ネットワーク」は、 平成15年から旭川流域の支流の各地に源流の碑を建立。各地域の人々と連携しながら私たちの川の環境を守る活動をしています。
 今年の計画は。3月はじめに建部町を出発し、下流域の岡山市内をまわり、県北の市町村をリヤカーで半年間かけて岡山県下をめぐり、 予定では11月に建部の田地子地区に建立予定です。
 この活動は賛同した一人ひとりのボランテイァが、自分ができることで参加しようと集っています。リヤカーを引っぱる役、情報を広める参加、参加もいろいろできます。  地域を守る地道な活動がここにもあります。

 (取材・写真 勝部 公平)



 ■  親子で協力、巣箱作り「森の学校」レポート  2019年1月22日発信

子ども遊び  今週、日曜日、「建部小学校森の学校」で小鳥の巣箱づくりを開催、参加家族で10個の巣箱を作りました。
 前もって準備してあった杉板のキットを前に、釘打ちのやり方、板が安定する方法などを家族で相談しながらスタート。
 釘を打つ人、支える人、この作業を通じて家族の協力の絆が強まっているなと感じました。
子ども遊び  次は、小鳥の止まり木をつくります。里山の桜の枝で、小鳥の止まっている姿を想像しながら切り出し、釘で打ち込んでいきます。
 完成間近になると、子供たちの釘打ちの技術も高まり、1個、2個と数を重ねるたび上手になり、大人がびっくりするほどトントントンと 軽快な釘打ちの音が聞こえてくるようになりました。
 休憩時間は、マシュマロをこんがり焼いて温かいうちにシロップやチョコレートをつけて食べるスイーツタイム。
 こんな楽しい体験が好奇心と成長を促すのだと確信しました。

 (取材・写真 勝部 公平)



 ■  「昔遊び」?忘れられた遊び名人復活 !! 2019年1月22日発信

子ども遊び 子ども遊び  朝から建部小学校の子供たちが、そわそわしています。楽しい授業が待っているからです。
 1、2年生は「昔遊びをしよう」地域の昔遊び名人による学校ボランティアの皆さんが25名近く集まり、一緒に遊んでいます。
 遊びは、メンコ・あやとり・お手玉・羽子板・けん玉・コマ回し・竹馬・竹トンボ・ぽっくりなど、 地域のおじいちゃん、おばあちゃんに遊びのコツなどを教わりながら体験していきます。
 子供たちは最初はぎこちなく、なかなか思うようにいかなく戸惑っていましたが、名人の指導力とコツをつかむ感性の高い建部っ子が相まって、 次から次へとものにしていき。自信に満ちた笑顔があちこちで見受けられました。

子ども遊び 子ども遊び  4年生は昨年学校の畑で収穫した大豆で味噌づくり体験をし、今日は地域の野菜や「菱川さんの揚げ」や「豆腐」を入れた味噌汁を作り、 この寒さを吹き飛ばそうとフウフウ言いながら楽しんでいました。
 3年生は七輪に炭を入れ、火起こしをしがら、金網を敷いてお餅を焼いて楽しむ。 これも家庭では電気やガスの生活でなかなか炭などは手にすることができない社会になりましたが、 道具を使ったり、火おこしなどの体験をしたりすることの大切さが感じられる課外学習でした。

 (取材・写真 勝部 公平)



 ■  400光年の先に観る子どもたちの夢  2019年1月20日発信

天体観測 天体観測 ついこの頃のことで、ご存じの方も多いかと。鹿児島県の宇宙空間観測所から打ち上げられた固体ロケット「イプシロン」今回は人工で流れ星を生み出す計画が成されている。 中国も月の裏側に到着した、俄然、注目を浴びる宇宙。
 そんな夢の広がる話題を受けてか、「めだかの学校」主催の「夜の水族館見学・冬の天体観測」には早くからの申し込みがあり、8家族20名、定員いっぱいの参加者が 19日土曜の夕刻に集まった。まずは、能登館長による「水族館の魚」のお話し。夜行性のウナギ、ナマズ、ギギなどの特長や特性について学ぶ。
 建部町から唯一、参加された佐藤さんご家族。
 「学校のチラシを見て来ました、子どもが魚とか大好きなので。近いのですが、意外と来たことがなくて、ちょうどいい機会だと思って」
 そう、結構、町の人で、中まで入館したことのない方って多い。まあ、いつだって行けるというのもある。

天体観測 天体観測  時刻は5時、まだ夕日がサンサン、この間に「今日こんなのが観えたらいいなあ」の天体の話。講師は久富先生と藤井先生。
 「プレアデス星団の中にあるスバルは5~7個の星が青白い光を放って観えるよ。距離は約400光年、1光年は光が1年掛けて到着する距離、 だから400光年は1600年代に発せられた光を今、観てるわけだよ」
 中々に専門的で、大人も「フーム・・・」。でも子どもは、先生から時折投げかけられる質問に「ハイ」と手を上げ「〇○だと思います」
(先生)「スバラシイ、大正解!」
 藤井先生からは「ナマズは夜行性だと言われましたが、私が、めだかの館長をしている時に、一度だけ”バシャバシャ”と跳ねたことがあります。 それは阪神大震災の前日でした」と人知を超えた、生命の持つ不思議なエピソードが語られた。

天体観測 天体観測  午後6時、そろそろ外は暗く・・・?いえいえ、今日は13夜、お月様がまばゆいばかり。
 望遠鏡に映るのは、ハッキリとした凸凹のクレーター。その横に広がるはずの星々はわずかに点々。 やっと、先生に教えてもらって、何となくうっすらと、観えたのは「プレアデス星団スバル」
 でも、ビルの光溢れる街中では決して叶わない、自然に囲まれた建部だからこその、この夜空。 市内中心部から来た参加者にも、そのことがしっかりと伝わったようだ。
 「将来は天体博士にならなくても、環境博士になって下さい」藤井先生から子どもたちへメッセージ。


(取材・写真 三宅 優)



 ■  煙りにあたって、今年も「おしゃべりが一番!」  2019年1月15日発信

とんど とんど  燃え盛る炎の向こうに張られた白いテントの下、ずらっと囲んだ女性陣。もう、さっきから話が止まらない。
 「まあ、そーなの、うちなんかもねえー」
 「うん、そう、そうなのよ、なーんにもしたくなくて・・・」
 特別養護老人ホーム「旭水荘」駐車場に設営された「とんど焼き」会場。朝10時には、近隣のお年寄りがテクテクと歩いてやってきた。
 手には正月のお飾りや古いお札、ドラム缶ストーブがバチバチと音を立てる。

とんど とんど  記者を見つけたご婦人、「三宅さん、こっちにこられえー、いっしょに、ぜんざい頂きましょうよ」
 火で焼かれたお餅入りぜんざいをすすりながらお話を聞く。
 「この間ねえ、ここの入所者のおじいさんが誕生日で、ホームの人が何がして欲しいですかって聞いたのよ、そしたら、スシローで食べたいって。 それで連れてってあげたんだって。もーう、こんな施設、他にないでしょう。じゃから私は、最後はここに入ろうと決めてるのよ」
 隣のグループの声も聞こえてきた。
 「前の晩、お風呂の外で動けなかったの、私はなあ、義母(はは)の世話をしてないからなあ、嫁にもしてくれえ言えんが、もう自分で自分のことは面倒見るしかねえと思って・・・」 
 フン、フンとしきりに頷く人たち。
とんど とんど  一人、離れて座る女性。「用事でたまたまここに来たんです、街中で火にあたるなんて味わえないですから、良い厄よけになりました。お年寄りが元気なのでびっくりしました」

 田舎だからできること、たき火しながらのおしゃべり、それも、昔っからの人たち同志で。
 さあ、煙にあたったことだし、そろそろ昼飯の用意でもするか、ねえ?ご婦人たち・・・。
 

(取材・写真 三宅 優)



 ■  里山建部、新年のスタートに誓うこと  2019年1月14日発信

里山新年会 里山新年会  この日は、どこも新年の始まりの行事が重なったようで、今年、地方議員選挙を控える議員さんたちも分刻みのスケジュールで各集会所を回る。
 「 里山建部」の新年会場もその一つ。
 今年で10周年を迎える当会には、山をきれいにしようと立ち上がった強者たちが顔を並べた。会長の重本さんが振返る。
 「いや、ほんとに、10年よくやって来れました。それも藤原元会長のお力あってだと思います。この事業は人の力だけではかなわない、藤原さんが重機を使いこなして先頭に立って進めてくれた、そのことが本当に大きい」
 当の藤原さん「そーんな、ことはありません」と首を横に振る。
 メンバーらも控えめだ。「いや、僕はなーんにもしとりません、ただ、みんなに迷惑をかけんようにしてきただけです」
 こんな仲間たち、気心が知れ、好きだから参加しているのが顔に出ている。

里山新年会 里山新年会  メンバーの多様さもこの会の魅力だ。佐藤誠さん、防災のスペシャリストであり、庭瀬の「まちかど博物館」の企画に携わる。
 「”まちかど”は、自分の家で自分が考えた企画をやるんです、自分に負担がないのがポイント、あと、この間の水害のことですがハッキリわかったことがあります。それは向こう三軒両隣、小さい防災組織をつくることが最も大切」
 それぞれの持つ、個性、技能、才能を汲み取り、単に力仕事の一人にとどめないで、互いに学び合おうとする会の姿勢こそ、ここまで続いた理由の一つだろう。

里山新年会 里山新年会  酒も進み、メンバーが釣ってきた「イイダコのおでん」に舌鼓をうちながら、話は会のこれからへと広がる。
 「今までは、山をきれいにする活動が中心だったけど、これからは、マキ割り、炭焼き、植樹、シイタケ菌打ち、 こういった体験を通して、多くの人に使ってもらう活動をもう一つ加えたらどうか」
 「そのためには、好きな人に集まってもらい、新組織で動かすのがいいのでは」

 話は尽きない、今年もこうしてワイワイとスタートを切った「里山建部」、まだまだ進行中!
 

 (取材・写真 三宅 優)



 ■  新年最初のクリーンヒット「TAKEBEカフェ」を突撃!!  2019年1月13日発信

たけべカフェ たけべカフェ  広い、明るい、あか抜けてる・・・(;'∀')。東京から越して来たって言ったって9年も昔、なかなか建部から出かけることのない身としては、 久しぶりのショッピングセンター。そんな一角に「我らが自慢の店が一堂に?」
 こりゃあ「たけべ新聞」グルメレポーターとしては何としても行かなくっちゃ、激励取材じゃ!
 さっそく松下りえ記者とトーコちゃんマンを伴ない「エブリイ Okanaka」津高店に出向く、時間は正午。

たけべカフェ たけべカフェ  エントランスに入るや、真っ赤な振袖が目に、「あっそうか、今日は成人式なんだ」
 今や建部(特に福渡町内)では、ちょっとお目にかかれない光景に嬉しい気分。

 では、建部の仲間が集う「TAKEBE Cafe」、2階フードコートへ。 今回の出店はケーキハウスキシモトサニーデイコーヒー建部ヨーグルト石窯ぱんやnicoたけべジビエ研究所すぎ茶屋の6店。
たけべカフェ たけべカフェ  おお、いました、いました、おなじみの面々。この時点で「おなかすいたねー」と話していた3人、どっと空腹感に襲われる。 すぐにジビ研の「イノシシホットドッグ」にかぶりつく。
 「ぅ、う、ぅ、うまーい」お試しセットの2本を頂いた私は、これでやっと落ち着く。

 「何々、建部ヨーグルトのソフトクリームのアフォガード?これが、下野社長自慢の新商品か」
 りえちゃん、コメント「ス〇バより、だぜんオイシイ!」(ホウー)最後のシャリシャリ感がいいらしい。
 サニーさんの「たけべミルクコーヒー」、ウンウン、これってミルク奮発しすぎ!
 トーコちゃんマンはキシモトの「建部ロール桜はちみつがけ」これもお得で贅沢!

たけべカフェ たけべカフェ  nicoさんの「柚子の酵素ジュース」もサッパリ感あり、「ひまわりパン」と「チーズベーグル」を朝食用にゲットして、あっ、そうそう、せっかくだから、お客さんの声を取材しておこう。
 「建部のむヨーグルト白桃」を手にされているご婦人に「いかがですか、お味は?」
 「とっても、おいしいですよ」
 それを聞いて「そうでしょう、実は私が製造してるんです」と喉まで出かかったが、何とか抑え、その場を去ることにした(笑)。

 「TAKEBE Cafe」バンザーイ!!

(取材・三宅美恵子 写真・松下りえ)



 ■  思いっきり大きな声で歌って、心も体も元気にな~れ  2019年1月6日発信

カラオケ大会 カラオケ大会 「きめたー、きめたー、おまえ~と道ずれにー」大ホールに朗々と響きわたる歌声。先日、開かれた旭水荘の「新春カラオケ大会」の一コマ。
 利用者さんたちが、得意の喉を聞かそうと、待ちに待った晴れ舞台、会場には車イスのお年寄りたち50名以上が入場して熱気がムンムン。
 出場者はステージに出ると、やや緊張気味に曲の出だしを待つ。そして、♪~♪~♪と流れると、車イスに乗った右足がいつのまにかリズムを取り始める。
 「つめたーい 心じゃないんーだよー、いまでも―好ーきさ いつまでも」(うん、うん、とうなずく観客の姿)く

 この会を指導されるのが普段からフラダンス、ピアノ、歌、またいくつものボランティアにと大活躍の 地元にお住いの土居川真澄さん。ご本人もかなりのご年配(失礼!)のはずだが、どうして、どうして。
カラオケ大会 カラオケ大会  この日も軽妙な司会で場内を沸かす。
 (土居川)「今日はすばらしく良く、歌われましたねぇ」
 (出場者)「ええ、まあ、まあです」
 (土居川)「もう、来年は歌手デビューするんじゃないですか」(大爆笑)
 そうして、ご自分でも一曲披露。
「♪千の風になってーあの大ーきな空を 吹き渡っています~」
 その音量の豊かさに、施設のスタッフからも「すごいなー」の感嘆の声。

 カラオケの後は、ここの所あちこちで引っ張りだこ?のフラダンスチーム9名「御津・建部ハワイアンズ」、 当新聞グルメレポーターも参加し、壇上には赤白黄色のドレスの花が満開に。
 終りに「きれいじゃったろう?(笑)また、今度、衣装も新しくしてくるからな」と土居川さん。
 それを受け「楽しみに、しとります!」と最前列のおじいさん。全員がつられて「ワハハー!」の閉幕となった。    

 (取材・写真 三宅優)



 ■  今年は150本の竹灯籠が「おめでとう」のお出迎え  2019年1月4日発信

竹灯籠 竹灯籠  新年の初詣は建部町内の中田にあります龍淵寺に行ってきました。
 檀家の皆さんが年末に竹を切り、灯篭のデザインを考え電動カッターや糸鋸などで星などのカットを入れて、丹精込めて作った竹灯籠。 今年は100本ほどの灯篭をつくり、昨年のものと合わせて150本を参道や境内のあちこちに配置、お参りにきた人々を和ませてくれました。
 この催し、5年ほど前からお寺さんと檀家の皆さんで相談、大晦日と元旦の年初めのおもてなしを明るくお迎えしようと始まりました。 檀家の大工さんが指導者になり、有志がコツコツと手作りで作成、取り付けています。

竹灯籠 竹灯籠  当日は、お寺さんが提供してくれた和ロウソクを灯し、そのロウソクの炎が揺れ動くさまは、新しい年を迎える最高のおもてなしになっていました。
 若い人の参加も増え、岡山のイルミネーションとは一味違って、温もりのある日本的な飾りに感動を覚えました。 みんなの知恵と汗とがあれば何でもで<きるものですね。

 (取材・写真 勝部公平)



 ■ 「明けましておめでとう!」の声が寒空にひびく初詣  2019年1月元旦発信

初詣 初詣  「あけましておめでとうございます」  新年最初の読者の皆様へ「たけべ新聞」からのご年賀。

 昨年、福渡八幡神社の大掃除の模様をお伝えしたが、その、きれいになったお宮さまの歳旦祭。
 総代8人(記者も)は新年の2時間前から、冷気、押し寄せる境内にてスタンバイ、初詣客を待つ。
 0時、下の大鳥居のある方から、かすかな人の気配。一番乗りは、お年寄りのご夫婦。
 「ハァー、やっと石段をのぼって来たのよ、もうなあ、上がれんかと思うたけど、どーにか」
 「ああ、ごくろうさまです、お餅とお神酒を頂いてください。今日はサニーデイコーヒーも用意していますよ」

初詣 初詣  次々と本殿前に息を切らした参拝客、「どうぞ、どうぞ、こちらでゆっくりしてください」
 境内中央に置かれたドラム缶ストーブからは勢いよく火の粉が飛跳ねる。
 午前1時過ぎから神事開始。石油ストーブ3台はほとんど役立たず、戸が開け放れた本殿内に座る事30分。
 「フー、こりゃあ、苦行じゃなあ」この後は、つわもの共の徹夜組みにお任せ。
 再度、境内にお勤めに上がった時には朝日も昇り、新しい年を迎えるにふさわしい雰囲気が木立の間から溢れていた。
 顔見知りの方が、一人、二人、三人「ああ、本年もよろしくねー」「ええ、ええ、こちらこそ」
 初めての顔もあちこち「○○さんの、お子さんたちよ」
 「ああ、はじめまして、お父さんにはいつもお世話になっております」

初詣 初詣  今年、振舞いのコーヒーを献納してくださった「サニーデイコーヒー」さん家族もやって来た。
 当神社、松尾泰寿 副総代長18番、ダジャレが爆発。
 「二人で飲んでも、サンニー(三人)でコーヒー、言うんじゃ!」(くく、苦しいー)

 三船さん家族、赤木さん家族、難波さん家族、松下さん家族、岸さん家族、大橋さん家族、佐藤さん家族、田渕さん、窪藪さん、竹中さん、川島さん、寺門さん、井手さん、入野さん、福村さん、谷川さん、河本さん、橋本さん、大藤さん・・・、地域のみんなと交わした「あけましておめでとう」

 本年もよろしく、おねがい致します。  

(取材。写真 三宅 優)



 ■今月の「たけべ人(びと)」

建部で活き活きと活動する人にスポット。

 クリスマスシーズン到来。今や若い女性に大人気のクリスマスキャンドル、地元「めだかの学校」を拠点にキャンドル教室を開催、好評を博している勝部 志乃さんにご登場願った。

 (取材・写真 三宅 優 三宅美恵子)

(プロフィール)

勝部志乃  勝部 志乃(しの)
  昭和51年、千葉県で生まれる
  父(勝部公平)の転勤で保育園から建部町に。
  岡山工業高校を卒業後、大阪デザイナー専門学校へ。
  卒業後、大阪でデザイナー関係の仕事に従事。
  10年間の大阪暮らしを経て建部に戻る。
  その後、キャンドルに魅了され、めだかの学校を
  中心に「キャンドル作り」講座を開く。
  現在、印刷会社に勤務。富沢在住。

      


勝部志乃 (聞き手・三宅 優)建部に来られてから建小、建中ですね。部活は何ですか?

 「小学校はバレーで、中学はバスケ部でした。体を動かすのが得意で、勉強以外のカテゴリーが好きだった分けです(笑)」


 でも、高校はデザイン系に行かれたわけですよねえ、創作することに興味があった?

 「この間、建部のタイムカプセルが掘り起こされた時、私の作文が出てきたんですが、マンガ家かデザイナーになりたいと書いてありました。 自分でも、そうだったんだと驚きました(笑)、でも美術が好きだったのは確かですね」


勝部志乃

 で、卒業後、大阪に出て専門学校へ行かれた、専攻は何ですか

 「広告デザインです、ポスターとかカタログ、チラシと言った媒体を取り扱う分野です。ちょうどその頃、マック(Muc)が出はじめで、 手作業からパソコン処理に切り替えていく頃だったんですね、授業の合間をぬって一生懸命覚えていきました(笑)」


 その後、ずっと大阪で仕事に就かれたわけですね

 「ええ、私の卒業時は就職が超氷河期だったので、デザイン事務所に勤めても転々とすることが多かったです。 毎日、夜遅くて、そのうち妹と二人で暮らすことになりました」

勝部志乃

 こちらには、10年ほど前に戻られて、市内の印刷会社にデザイナーとして勤務され、その間、キャンドルと出会ったわけですね

 「7~8年前、倉敷に観光で行ってIBスクエアにあるキャンドル教室を知ったのがきっかけです。それから、教室に通って夢中になりました」


 どんなところに、魅かれましたか

 「そうですね、キャンドルベースから自分の好きな形ができて、飾りでも自分の表現ができるところですね。友だち同士で作って、共通の友だちに見せると、個性の違いが出て誰の作品だかすぐにわかってしまうんです」

勝部志乃

 子どもから大人まで幅広く指導されてますが、どんな時にやりがいを感じますか

 「やっている時の集中した表情、自分にない発想に出会うのも楽しい。完成したときに、そっと見せてくれて、オッと驚かされるのも。 毎年、来てくれる人もいて、来るたびに進化している、そんなことが、やりがいにつながってますね」



勝部志乃

 キャンドル以外にも、地元を中心に色々活動をされていますね、ジビエ研究所にも

 「元々、イベント自体が好きなこともあるのですが、里山でピザを焼いたり、よくあっちこっち、父について行って、売り子をしたりしてきたので、気が付いたらここまで来ていた(笑)。ジビエ研究所は平所員として、料理を作る方でお手伝いしています。料理は好きなので、市内の公民館で月1回、いろんな国の人が来て作る料理講座にも通っています」


 これからのことについて、何かお考えですか

 「一個、一個、楽しんでやって行ければいいなあと思います。甥っ子と姪っ子の相手をしている時が楽しいですね(笑)」


 ありがとうございました

めだかの学校「キャンドル体験教室」12月9日(日)午前・午後の部


勝部志乃  【記者感想】
 言わずと知れた、お父さんは当新聞の編集長、勝部 公平。その長女でいられる志乃さん、8年前「リバーサイドバザール」を始めた頃からのお付き合いなのに、 何にも知らないまま、今日まで。12月のクリスマスを間近にすると顔が浮かぶ。いつもニコニコ顔でイベントやメダカの授業に出てくれていた。
 その志乃さん、キャンドル作品を見るまでは、これほど繊細な感性の持ち主とは気づかなかった。そこで、あらためて話を聞くことに。
 感想は、やはり創ることに喜びを見出せる芸術肌、一生をやりたいことで過ごせる性格の人。父上が何にも心配していない?のがよくわかった(笑)。 (三宅 優)





 ■今月の「たけべ人(びと)」

建部で活き活きと活動する人にスポット。

 岡山県でキュウリの生産出荷額20%を担う建部地域、そんな建部でキュウリのハウス栽培にチャレンジしている河端陽一さん。
 若者の都会流出が加速する中、地方に戻り農業を志した意味をお聞きしました。

 (取材・写真 勝部 公平)

河端陽一 (プロフィール)

 河端 陽一(よういち)
  昭和60年、建部町市場に生まれる(33歳)
  高校卒業後、奈良県の大学に入学し、その後
  企業に勤務。
  3年前、父親が農業をスタートするのに併せ、
  建部に戻り、就農。JA岡山建部胡瓜部会所属
  現在、奥様と二人家族。

      


河端陽一  (聞き手・勝部 公平)大学を卒業後、30歳までサラリーマンだったのですが、どうして戻られたのですか

 「はい、勤めていた時は、仕事も順調で、野球が好きなものですから、休日は仲間と草野球などをしながら楽しんでおりました。 しかし、父が自動車修理の自営業から農業に転身するというので、長男でもあるし、自分も独立してやってみたいという気持ちも起きて、一緒にやることを決断しました」

 現在、どれくらいの規模で営んでいるのですか

 「3年前、ビニールハウス1棟でスタートしたのですが、昨年に1棟、今年になって更に1棟、建てました。 キュウリの苗の植え付けで言うと、年間約900本から1000本です」

 ハウス野菜では、温度管理が大変でしょう?

河端陽一  昨年から、寒中の2月植え付けの苗を加温無しでできないものかと、ハウスのビニールを二重にしました。その上に、もう一重、苗にカバーをして成育させています。キュウリは10℃以下では育たないので、このようにすることで15℃前後までは保つことができました。 気温・湿度の管理など一時も手抜きはできませんが、毎日の管理が基本とがんばってやっています。

 先ほど、キュウリの出荷額が建部で20%を占めると聞き、驚きました

 「ええ、実は、隣りの久米南町が県内出荷額の60%を占めていて、建部と合わせると県内の80%ぐらいがこの地域で生産されているのです」

河端陽一  短期間で、このように生産が伸びたのは、なぜですか

 一つは、赤磐の方に非常にお世話になっている先生がおりまして、毎月のように通って、先生のハウスを見学しながら指導をうけております。 もう一つは、同じ世代の仲間と交流していることも自分の励みになっています。同じ市場の石井さん、川口の佐藤さんなどです」

 最後に、今、抱いている夢は

 「岡山だけでなく、全国に通用するキュウリを目指したいです。関東では、昔からの白い粉のついたような皮のやわらかい「ブルームキュウリ」の生産を大規模に やっている人もおり、これから努力を積み重ねて、近づきたいですね」

  ありがとうございました


 【記者の目】
 よく「ここは若者がいない」とか「若者は何をやっているのかわからない」といった声を町内で聞きますが、 ドッコイ、地にしっかりと足をつけながら、頑張っている若者もあちこちにいるのに感心させられました。
(勝部 公平)






 ■今月の「たけべ人(びと)」

建部で活き活きと活動する人にスポット。

 昨年に建部中学で行われた中2の生徒らと地元の大人、そして町外からの大学生を交えて、これからの夢や希望について語り合う”だっぴ”という授業。その後の展開については度々、伝えてきた。今回の「たけべ人」は、主催者であるNPO法人~だっぴ~で、中心的メンバーとして活躍する小野田春花さんに登場願った。

 (取材・写真 三宅優 写真・今田龍希)

おのはる (プロフィール)

 小野田 春花(はるか)
  平成7年、岡山市に生まれる(23歳)
  岡山赤十字看護専門学校を卒業後、
  看護師として勤務。社会人3年生。
  昨年はアフリカ、ブルキナファソを視察。
  幅広い視野に立った活動を目指す。
  ユニセフスタッフ、だっぴメンバー
  しゃぼんだま部 部長。
  大の建部ファンでもある。
      


先月、公民館で開かれた「たけべ部」部会については、当新聞にてレポートをしたが、当日、ゲストの小野田春花(おのはる)さんが中学生に語った話を先に紹介させていただく。

小野田春花  (おのはる)「はじめに、”私としごと”について話します。
 私は看護師の仕事をしています。それで、お金を稼いでいるわけです。でもそれが、私のすべてではないって、いつも自分に言い聞かせていました。それで思ったんです。
 ”仕事”って”仕えること”って書くでしょう?だから、辛いんじゃないかって。で、”仕事”を”私事(わたくしごと)”って当てたら、パッて、ひらけたんです。
 私は一つの役割が看護師であって、他にもユニセフスタッフだったり、 シャボンダマ部、部長(笑)でもあって、たけべファンでもある。これらすべての役割が自分の”しごと”なんだって。
 だから、いつか仕事についた時、”わたくしごと”って書いてみて?きっと楽になるよー」

 「”私と幸せ”について。”幸せ”って、皆、どんな時が幸せ? 
 私も”幸せって何だろうって、ずっと考えたことがあって。でもいつの頃からか、 小さな幸せを積み上げて、”幸せ”ってなるんじゃないかって。外国とかに行って、そこが自分に近くなると、”幸せー”、自分が一人じゃないと 感じた時なんか”幸せ”って。
 そうやって、考えてみると、私にとっての”幸せ”って、”つながり”が、私を幸せにしているんだなあって、思います」

小野田春花  「”私とたけべ”では、昨年、アフリカのブルキナファソって国に看護師として行ったんです。そこで、海外に行っても、やることは地域のことであって 結局、どこでも、地域でのつながりが大事だと分かりました。そこから帰って、たけべと出会っあたんです。
 建中の”だっぴ”の授業に参加して、みんな、仲が良くって、地域の人も、”ここに住んでるぞー”と思ってるんだなって分って、たけべファンになりました。
 それからは、お母さんとかと温泉に来たり、近くのお店とかに食べに行ったりして、益々、たけべとのつながりが強くなっています(笑)」

この後、おのはるさんの問いかけから、思わぬ展開に!!!次にそれを紹介

 (おのはる)「ねえ、みんなが今、たけべでやりたいこと、こんなのがあったらいいのにとかって、ない?」

 (生徒)「うーん・・・私、たけべにプリ機があったら、いいと思う!(大人たちΣ(゚Д゚))だって、たけべってなんにも、 楽しいモノってないじゃん、プリ機があったら、友だちなんかと皆で、喜んで行くと思う」

 (おのはる)「ヒェー、それって、超、面白い!では、それが実現するためには、どうしたらいいかを皆で考えるってどうかな?」

 (生徒たち)「いいよー」

小野田春花  こうして始まった、プリ機設置計画、その進展はこれから随時報告するとして、おのはるさんにあらためて質問。

 「いくつかお聞きしたいのですが、まず”だっぴ”で中学生と関わろうと思ったのは、どんなことからですか」

 「自分のことで考えると、中学生の頃って、つまらないことで悩んでいることってあるじゃないですか。進路一つとっても、狭い範囲でしか考えられなくて、 自分は何もできないんじゃないかとか。
 でも、高校、大学とかになると、考えが拡がって、そんなことどうでもよかったんだって思えるんです。
 だから中学生のあの時に、それがわかっていたらどんなに楽だったろう。それで大人とか、色んな人と話す機会を与えてあげられたらなーって」

 「おのはるさんが、看護師になろうとしたのは何がきっかけ?」

 「小2の時、弟が生まれて、その立ち合い出産をしたんです。すごいなあーと感動して、この職業を受け継ぎたいなーって思って、その時からです」

小野田春花  「アフリカに行かれて、地域のつながりを再認識したと言われましたが、その辺をもう少し、教えてください」

 「私、もともと国際医療に興味を持っていたのですが、今回、ブルキナファソに行って、どこであれ、やることは同じだと分かりました。
 たとえば、トイレを置きましょうと言って、でも国の中にトイレがないわけで、必要と思ってないわけです。だから、地域の中で、衛生についてや子どもの病気の原因となることなどを、分ってもらうことから始めるわけです。
 これって結局、人と人とが理解し合うことで、それは、どこへ行っても、やるべきことは同じ、たけべでもそうなんだと思いました」

   「これから建部と、どのような関りを持ちたいですか」

 「そもそも、”だっぴ”に参加してた、生徒と大人の人たちの姿がいいなあーっていうのが始まりで、 今後のたけべについて考えるのも、一緒に考えたいなって思ったんです。
 そしたら今回、たけべ部のゲストで呼ばれて、 大人として、どこまでやれるかわからないけど、でも、やってみたいなぁって思っています」

 「ありがとうございました」

小野田春花  (記者感想)
 プリ機が欲しいと言われた時は、さすがに記者も???、別な大人だったら、何をバカげたことをと一笑しただろう。
  しかし、おのはるさんたちの反応は違った。
 えっ、面白い!と興味津々で、次に、それはでも、なぜ?って聞く。それから、生徒たちの”プリ機”の奥にひそむ思いを、少しづつ引き出して行く。
 記者も、その先にある「たけべをもっと、魅力的にしたいから」という願いが伝わった時、思わず「うまいなぁー」と感心せざるを得なかった。




 ■今月の「たけべ人(びと)」

建部で活き活きと活動する人にスポット。
 今や日本の被害額は200億円を超えるとも。中山間地域における最大の悩み、鳥獣被害。
建部はまさにその最前線。この課題をチャンスに変えられないか。
取組みを始めたばかりの、鴨井智士さんにお聞きしました。
(メンバーの今田龍起さんにも、お越し頂きました)


鴨井 (プロフィール)
 鴨井 智士(さとし)
  昭和53年、岡山市に生まれる(39歳)
  大阪、青森で生活後、家族でフィジーに移住。
  数年前、帰国し、富沢の実家で家族5人と暮す。
  英語総合コンサルタント。「たけべジビエ研究所」所長

 今田 龍希(たつき)
  岡山市地域おこし協力隊 隊員(←詳しくは
 


(聞き手 三宅優)「たけべジビエ研究所」を設立された経緯についてお聞かせください

鴨井智士  (鴨井)「去年、猟をしてて、ただ獲るだけでなく、これを地域の資源として活かす方法がないかなあと考えたんです。 それでまず、肉として販売するにはどうしたらいいんだろうと調べましたら、処理場が必要とわかりました。 これには相当、費用が掛かるし、どうしようかなあと思ってましたら、岡山市で地域を活性化する補助金制度があることがわかり、 それを利用して施設を作れないかと考えました」

  なるほど、それってどれ位、補助されるんですか

 「最大で5分の4まで出るんですが、それで綿密に事業計画を組んでみたんですが、そうしたら、いくつか課題が出てきたんです。 まず一番は、猟期が短いという点です。11月中旬から3月の中半までの4か月しかなくて、猟をする人も少ない。それに合わせた施設の稼働と活動の為のランニングコストが掛かり過ぎるし、 我々の経験も少ない。順調に行っても、7年後・・・」

鴨井智士   よその地域で取り組んでる例は、ないんですか?

 (今田)「新見市や吉備中央町で行政が中心となって事業にして、商品化までやっています。建部では黒瀬農園さんと河本さんが、処理場を持ってやっておられます」

  そうですね、建部の至る所で作物を荒らされて困ってるわけだから、 これを皆で取り組んで、プラスの解決策に導ければ最高ですよね

 (鴨井)「そうなんです、で、そのために、やはり、いきなりではなく、ハードルを下げることにしました。当面は処理場に向けてのマンパワーを高めつつ、 団体としての会員を増やすことに重点を置こうと。そのための、活動資金として、単年度の補助金申請をすることにしました」

鴨井智士   会員の条件とかありますか

 「建部の地域に関らず、狩猟体験をしてみたい方やジビエ料理を習いたい方。地域内では、 獣害に困っていて自分の土地にワナを設置して欲しい方やしてもいいと言う方です。中でも、猟を一緒にして、仕掛けから解体まで手伝ってくれる方は大歓迎です。 ワナ猟の免許取得を考えてる人も、あと、イベントとかで活動してくれる人もうれしいですね」

  先日の花火大会では、さっそく、”シシニクホットドッグ”の屋台を出されてましたね  

 (今田)「ええ、試作3回目のレシピです。シシ肉を黒瀬さんから購入し、市内の"グルマン ソノワ"さんに監修をお願いしました。 かなり完成度が高いと思います(笑)」
鴨井智士
  これからの活動とか教えてください

 (鴨井)「9月に公民館講座でソーセージ作り教室、あと、たけべマルシェ出店、11月には狩猟体験会、レザークラフト教室なんかも、できたらなと考えています。当面、ジビエを普及することと、猟をやりたい人をこっちに引き込むことに軸足を置く活動をするつもりです。 猟の方では、今年は二人で20頭位獲りたいですね」

鴨井智士   ところで最後に、お二人が猟に興味を持たれたのは、そもそも何がきっかけ?

 (鴨井)「漫画の”山賊ダイアリー”を読んでからです(笑)面白そうだなあーって、そしたら岡山に来て、隣の重本さんが猟をやってて、 教わって、県の罠講習を受けたのが始まりです」

 (今田)「僕は前から狩猟をやってみたいと思っていて、里山(建部里山)で鴨井さんと活動するようになって、はまりました(笑)」

  ありがとうございました

 会員募集案内(PDF)

 たけべジビエ研究所←Facebook


 (記者感想)
鴨井智士  取材開始、いきなり鴨井さんが取り出した電子部品。
「これ、何だかわかりますか?」「??」
「これ、イノシシ罠に掛けておくと、掛かると知らせてくる装置なんです」
 話し終わるとすぐに、スマホに「ワナにかかったようです」とのメールが。
 自作の「捕獲お知らせ装置」
 聞くと、ご本人、文系(英語教師)と思いきや、理系(IT)が専門。
 それで納得がいった、何をするにせよ、物事を科学的に合理的に
とらえ、その上で前に進む。補助金ありきで「じゃあ何をするか」と
考えあぐねる、どこかの例(あくまで想像)とは一線を画す。
 これに、調理師(今田さん)が加わったとなれば、 何やら・・・。

(取材・三宅優 写真・三宅美恵子)






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