令和6年の干支「辰年」という事で、各地からここ「おもちゃの宿」に集結。
龍・竜とも書かれ、辰は神話や伝説などに登場する空想上の生き物なので、十二支の中ではシンボル的存在で郷土玩具の世界では少数派。
一番多いのは暮らしに欠かせなかった馬や牛。少ない中でもここ岡山は郷土玩具の宝庫。
昭和63年(1988年)年賀切手図案に採用された「倉敷張子辰」に、
岡山・津山には「日本昔ばなし」に出てくる龍のおとし子のモチーフになったんじゃないかと思われる竹の龍にまたがった童の人形「竹の龍」が今も
縁起物として作られています。
それでは今年1年、昇り龍のように
”あがれ~あがれ~舞い上がれ~”ますように「干支展」の一部をご覧あれ。
赤枝郁郎先生の収集品の中にはお面も多く、おかめ、ひょっとこ、鬼、天狗、動物もの、武者もの、能面、神楽面など多種多様です。
今回はその中から”イカス”男面をセレクトしてみました。
ドジョウすくいの「ひょっとこ面」はよく知られてますが、昔の子どもたちは軍人さんや船長さんになって遊んだのかなー。
「行商者面」は志村けんみたい(笑)
兵庫県姫路製のお面は出来栄えが良く数多く収集されています。
「でっかい鼻」のお面はどんな人が作ったんだろうか、何かいわれがあるのかなあ。私の一押し!
「イケ面’S展」第2弾、1月17日(水)~2月3日(土)
節分おもちゃの宿に大集合、”鬼は内”
(レポート・三宅 美恵子 写真・三宅 優)
開催期間:「干支展」
令和6年1月4日から
会場 :岡山市環境学習センター
「めだかの学校」おもちゃの宿
開館時間:9時30~16時30分
入場料:大人310円 子ども100円
定休日:毎週火曜日(年末年始)
お問合せ:086-722-1231