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  「干支展&イケ面 ’S 展」 2024年1月1日発信


干支&イケ面'S展


 令和6年の干支「辰年」という事で、各地からここ「おもちゃの宿」に集結。
 龍・竜とも書かれ、辰は神話や伝説などに登場する空想上の生き物なので、十二支の中ではシンボル的存在で郷土玩具の世界では少数派。
 一番多いのは暮らしに欠かせなかった馬や牛。少ない中でもここ岡山は郷土玩具の宝庫。
 昭和63年(1988年)年賀切手図案に採用された「倉敷張子辰」に、 岡山・津山には「日本昔ばなし」に出てくる龍のおとし子のモチーフになったんじゃないかと思われる竹の龍にまたがった童の人形「竹の龍」が今も 縁起物として作られています。
 それでは今年1年、昇り龍のように  ”あがれ~あがれ~舞い上がれ~”ますように「干支展」の一部をご覧あれ。


干支&イケ面'S展
倉敷の「張子辰」

干支&イケ面'S展
昭和63年の記念切手に採用


干支&イケ面'S展
津山の「竹の龍」


干支&イケ面'S展
産地不明の「張子龍」


干支&イケ面'S展
山梨の「招福竜」


干支&イケ面'S展
これも記念切手(昭和39年)に採用。鳥取の「木彫り辰」


干支&イケ面'S展
香川「玉取人形辰」


続きましては特別企画「イケ面’S展」第1弾~1/15(月)のご案内。


干支&イケ面'S展


 赤枝郁郎先生の収集品の中にはお面も多く、おかめ、ひょっとこ、鬼、天狗、動物もの、武者もの、能面、神楽面など多種多様です。
 今回はその中から”イカス”男面をセレクトしてみました。


干支&イケ面'S展
姫路「ひょっとこ面」


干支&イケ面'S展
倉敷「軍人面」


干支&イケ面'S展
福山「船長面」


干支&イケ面'S展
倉吉「行商者面」(志村けん似)


干支&イケ面'S展
盛岡「でっかい鼻」

 ドジョウすくいの「ひょっとこ面」はよく知られてますが、昔の子どもたちは軍人さんや船長さんになって遊んだのかなー。
 「行商者面」は志村けんみたい(笑)
 兵庫県姫路製のお面は出来栄えが良く数多く収集されています。
 「でっかい鼻」のお面はどんな人が作ったんだろうか、何かいわれがあるのかなあ。私の一押し!  


 「イケ面’S展」第2弾、1月17日(水)~2月3日(土)
 節分おもちゃの宿に大集合、”鬼は内”

 (レポート・三宅 美恵子  写真・三宅 優)


開催期間:「干支展」
令和6年1月4日から

会場 :岡山市環境学習センター
「めだかの学校」おもちゃの宿
開館時間:9時30~16時30分
入場料:大人310円 子ども100円
定休日:毎週火曜日(年末年始)
 お問合せ:086-722-1231




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