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特集「あなたのタイムカプセル」
今年、建部で出会った人１００人に聞きました。 2018年2月発信・随時更新中
昭和６３年１月８日、３０年後の建部町民に当てたメッセージ「未来への使者タイムカプセル」が建部町役場前（現建部町支所）の庭に埋設された。
オレンジ色の直径１．２ｍの強化プラスチックで出来たカプセルには、子どもたちの作文や絵、町の産業や行政資料が入れられた。
同年の「広報 たけべ２月号」には当時の町長（故・御船 剛吉郎氏）から
「三十年後の我が町はどんなに発展しているでしょうか。その願いと期待を込めたこのタイムカプセルを
三十年後の町民のみなさんに贈ります」とある。３０年を経た建部町が当時に思い描いた発展を遂げたかは、もはや問うまい。
大切なのはその願いを受け止めて次につなげていく努力。
３０年前も、３０年後も変わらないのは「ふるさとたけべを愛する心」
（取材・写真 勝部公平 三宅優）
あなたがこれまでに最もうれしかったこと、感動したこと、記憶に残ることは何ですか？（新着順）
矢崎 智之（２５歳）NHK岡山放送局アナウンサー
「郷里の神奈川で高３だった時ですね。体育祭に力を入れてる学校で僕がチームの団長をやったのですが、最初、受験を控えて時間も取られるので、
やる気がなかったのですが、矢崎しかいないって言われて。でもやるなら勝とうと思って、夏休みも４０日行って思い切り取り組んだら、８チームの中で
優勝できたんです。
後輩が矢崎さんのチームでやれて本当に良かったって言ってくれて、それまで感動して泣いたことはなかったのに初めて泣きました」
「子どもの頃から絵を描くことは好きじゃってなあ。
勤めをはじめてからも好きな絵を描きたいという気持ちがずっと続いておったんで、定年前から絵画の本を買ったり、専門書を購読して準備しとった。
役場を退職して自由にやれるとなった時はそりゃあうれしかったなあ」
「５０歳過ぎて仕事を辞めてから公民館講座に通うようになって、手芸やパッチワーク、烏城彫り、折り紙、絵手紙、ちぎり絵、手毬・・・つぎつぎに習って、
２０年くらいやったかなあ。とにかく手習いが大好きで、今でもこうして手先を動かしてると楽しいんよ」
「私は幼い時から体が弱く、家族にもたくさん心配をかけてきました。そんな私が”鶴瓶の家族に乾杯”という番組に出演したことがあります。鶴瓶さんが我家から帰られる時、手を振りながら”ああ、人生って捨てたもんじゃないな”と感じました。あの日の夕日は一生忘れません」
「担任最後の時に、生徒が手づくりのマフラーを編んでくれたことが一番の思い出です。ここ建小に赴任してからは、校庭で夢中で駆けて遊ぶ子どもたちの姿を見て、
その素直な子どもらしさに感動しています。地域の皆さんのパワーも最高です
」
「昨年の１１月に孫が９人になったことがうれしいですね。０歳から中学2年生までおり、孫とのいろいろな遊びが学童保育や民生委員の活動に役に立っています。
夫婦で元気でいなければと感じています
」
「８１歳になりましたが、建部保育園、小学校が近いので、学校支援ボランティアに参加しています。今、子供たちと接している時が一番、楽しいですなー」
「建設会社に勤めながら、早朝の新聞配達もやり１０年になります。
その間、孫４人に囲まれて健康でやっていられることが何より幸せと感じております
」
「子供の結婚、孫の成長、その時々にうれしいことがありました。
今は里山活動でマキづくりや炭焼きが楽しいですね」
「テレビ局に入社して岡山国体（２００５年）の中継を任された時。
責任も重かったのですが、一番の感動でした。
今は建部での取材が楽しみです、建部は本当にいい人ばかりなので
」
「一番の思い出は３０年前、神戸の製鉄会社に勤めていた時に瀬戸大橋の工事に関わったことです。開通式では早島から与島まで数珠つながりになった車の光景に感動しました。今も、重い橋げたを吊り上げている巨大なチタン入りワイヤーが誇りです」
「玉野の友達とよく趣味で海釣りに行っていたある日、なんと６７センチの真鯛が
釣れました。普段はハゼとかメバルなどの小物しか釣っていなかったので、
あの時の感動は忘れられません
」
「保育園・小学校・中学校のPTA役員をやっていて、建部町時代に
町議会議員に初当選した時のことをしっかりと覚えてます。
今は孫との遊びが一番楽しいです
」