2015年にお店を開店して以来、多くの人から支持されるようになったピッツェリア「マル屋」さん。「出来たてをその場で食べたい・・・」の熱烈コールを受け遂に新店舗オープン。その賑わう店内を取材しました。
(取材・写真 三宅優 グルメレポーター兄弟〉
開店から半月、聞こえてきた話だと「あそこ、先日に行ったらすっごい混んでて、食べずに帰ったのよー」そりゃあ、大変だ。
しかし今回は土日が休日の小学生、侑生(ゆうせい)君と壮祐(そうすけ)君兄弟がレポーターだ。食べれなかったら、どんなにがっかりすることか・・・。
小雨模様の日曜、時間をずらして1時過ぎに待ち合わせ。
兄弟の顔を見ると食欲満々。きっと、この天気だと客の出足も鈍いよねと、ニタリ顔でお店に向かう。
駐車場には3台、よかった、止められる。「あれ?この車、マサコさんじゃない?」
そうか、岡山市街から1時間かけても来たのか、さすが「ヤギ飼い志望」(あまり関係ないか)
子どもらは、入口ドア横の壁に埋められたマルコの手形に手を当てる。「わっ、でけー!」
さあ、ボクらの初めての「マル屋」デビュー!!
「うわー、広〜い!」ママも思わずビックリ。
さっそくマルコと目が合って「オッ、ドーモ、イラッシャイネー」
客席には3組のお客さん、その一組はやはり・・・。
「ア〜ッ、ご無沙汰ー、今日やっと来れたんです」
テーブルには、マルコこだわりのガラス皿に載ったLサイズのピッツアがすでに残り3分の1。
「薄くてパリパリの生地がバツグン、塩加減もいいー」
では、われわれもオーダーと行こう。子どもら、メニューをあごの下で睨み「うむー」
その間にも、ドアが開き次々にお客さん。
「何にすんの、早く決めなさい」ママから言われても、
こればかりは難しい。
「わかった、決めた!ぼくは、6種類のチーズピザ」
「ぼくは、3種のハムピザ」どうやら二人、別々の品を頼んで両方味わおうの作戦。
待ってる間に、ピザ作りを見学。
マルコのピザ生地が矢継ぎ早に宙を飛ぶ。レジに並んだお客さんからも「すっ、す、スゴ〜イ」
せっかくだから、他のお客さんにも取材しよう。40代とお見受けのカップル。
どうですか、お味は?
(女性)「はちみつピザをテイクアウトのお店の時に食べて、とってもおいしくて。でも、出来たてをその場で
食べるのって最高にいいですね」
(男性)「ここは、待ち時間が楽しいですよねー。なかなかリーズナブルなピザ専門店がないので出来てうれしいです」
マサコさんのお友達にもインタビュー。
「私、チーズが食べれなかったんです、でもこのチーズだったら、いくらでも食べれるんで自分でもビックリです、オイシィ〜」
「三宅さ〜ん」いよいよ、カウンターから呼び出しが。二人が大皿を手にする姿は、優勝力士に金杯が渡されるシーンのよう。
飲物は各自、自動販売機で買ってね。
では すべてそろったので「いっただき、まーす!」
どうだい、どうだい?「んんん、ムシャム 、ムグムグ・・・」
ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、クリーム、パルメジャン、スカモルツァ、ブッファラの6種のチーズが豪勢に載った
ホワイトピザ。
(侑生君)「ぼく・・・、クセがあるチーズが好き!」
(壮祐君)「ぼくも、どれも味が違うから何枚でも食べられるよー」
ほー、大人顔負けのグルメレポート。
「とにかく、この子たちピザ、大好きなの」
ママも我が子の食べっぷりにホトホト感心。
待合コーナーには、テイクアウトのお客さん用に置かれた大きなソファー。しばし社長気分で寛ぐ。
ドアは入れ替わり、立ち替わりに開き、雨にもかかわらずどうやら、この日も千客万来のようだ。
「さあて、腹もいっぱいになったし、帰るとするか」
「ぼく、もう一枚、買って帰りたい」
「えっ!(笑)」
ピッツェリア「マル屋」
営業時間:月・木・金 11:30〜14:30(L.O 14:00)
17:00〜20:30(L.O 20:00)
土・日・祝 11:30〜20:30(L.O 20:00)
定休日: 火・水曜日
TEL: 0867−722−0273
場所:岡山市北区建部町福渡820-7
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