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福渡で愛され続けて40余年、焼肉の老舗  「太平楽」


*年に何度かは食べたくなる焼肉の「太平楽」さんを取材しました
                                   2017年1月発信

 岡山から津山への国道53号線で、焼肉と言えばあそこと指名される福渡「太平楽」さん。 昭和49年にこの地で産声を上げ、以後、焼肉一筋。地元民からも絶大な人気を誇っています。
 そんなお店を切り盛りされてきた店主、山本昌弘さんは当時を振り返りつつ 「福渡商店街の飲食店では1,2を争う古株になっています」と 感慨深げに話されました。
 なにしろ、ご夫婦で始めた最初の中央公民館の近くのお店から現在の地に移って、 42年になりますとのことで、その間に常連となったお客さんとのいろいろな出会いや 別れがあったそうです。  
最後の晩餐をされたご夫婦や、お店で楽しく歌ったり踊ったりした団体さん(ゼンセン?) 大目に見たり、そっとしておいてあげたり、沢山の思い出がありますとのこと。
 厨房で黙々と包丁を片手に働くお父さんと、明るくキップのいい女将さん。 ほんとうに夫唱婦随の名コンビ。岡山で発生したО157の折りも津山の卸しの方が来て びっくりしたそうです。店内が常連客でいっぱいだったからです。
 13年前に女将さんが亡くなり、現在は次男さんと年中無休だったのを 毎週火曜日定休に切り替え、自分のペースを大事にしながらやられているとのこと。
  久しぶりに記者がお伺いして驚いたのはメニューの価格が30年前から同じで、 絶品の塩牛タンも700円のままだったこと。この間に消費税導入があり、津山牛のホルモンが 「ホルモンうどん」の人気沸騰で高騰したりと仕入れのやりくりも大変だったでしょうが、 頑固に同じ値段を維持されています。

 ベストメニューは焼肉では「塩タン」、「ハラミ」、「ホルモン」。サイドメニューでは 「ホルモンうどん」、「ホルモンそば」、「焼きそば」「焼きうどん」だそうです。
大好評、秋冬限定の「ホルモン鍋」も野菜の高騰の中、要予約相談でやっています。
 新年会、忘年会、歓送迎会、慰労会、中心部に行かなくても、 どっこい、近隣からもご指名で訪れる名店がここ建部にはあるのです。(取材・勝部 公平)







 (グルメレポート)
 東京に住んでいた頃は会社の近く、新大久保のコリアンタウンに食べに行った。特にモツ系が好みで、牛タンにも目がない。 大阪の鶴橋にも何度か出かけた。そんな私がこの田舎暮らしを始めてからは、とんと焼肉と縁がない。 「たけべ新聞」の取材中に評判を耳にし「やっぱ、新年号は焼肉でしょう」と今回、太平楽」デビューしました。 焼肉はカルビとハラミ、サイドメニューのホルモンうどんをお願いして、さあ「いっただきま〜す」
「フム、フム、こりゃ柔かい・・・」肉の厚みを感じつつ旨みがジューっと口に広がる。甘ーいタレも絶妙で後、お肉2皿、ご飯追加と いきたいところ。若主人、お手製のホルモンうどん到着!さすが焼肉店、しっかりとしたモツがふんだんに入り食べごたえ十分。 うちの副編集長の感想は「今度は腰を据えて、夜に一杯やりながら食べたいね」(三宅美恵子)


焼肉「太平楽」
   <営業日> 店休日(火曜日) 営業時間 AM11時〜PM10時
   <アクセス> JR津山線 福渡駅下車 徒歩1分
          駐車場有り    地図(←クリック) 
       〒709-3122 岡山市北区建部町福渡1208
           п@086‐722-3577



 

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