Asagaya Parkside Gallerie

喫茶室


公園の秋
......更新のないままギャラリーに2年目の秋。

(公園、秋)

さっき係りの人、数人が竹ぼうきで集めていった。
それでも夕方には絨毯のようになっているだろう。
部屋の前に一本の木があるだけで、春、夏、秋、冬、
季節を感じることができる。
私は畳みに寝っ転がってながめるだけ。落ち葉の
掃除もしなくていい、枝の剪定(せんてい)もしない。
まるで自分の所有なのに手入れはおかかえ庭師に
任せてるわという具合。(前に読んだジェーン・
オースティンの小説によく出てた。)
夏の間、陽をさえぎってくれてた青葉は黄色く変わり、
舞い散って今度は暖かい光が届くようになった。
これで洗濯物も布団干しも安心だ。(これはうちの
おかかえシェフにおまかせ。)私はお日さまの匂いを
かぎながら眠ることができる。
そうだ、次のお休みは陽だまりの朝食としゃれる
ことにしよう。


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