2016年1月
■「新たけべの彩時季」
たけべを元気にする人にスポット。第1回の今月は建部町公民館に勤務し「たけべおこし」でも活動する延江典子さん。ご出身は建部町下神目。仕事以外にも最近は「はっぽね太鼓」にも参加し、
趣味の読書に映画、料理と精力的に日々を過ごされています。その延江さんの取り組みについて取材しました。
「建部町公民館に来られてから積極的に地元とのかかわりを進めていられますが、そのきっかけや展望についてお聞かせください」
「はい、確かに公民館で働き始めたのが大きなきっかけになったと思います。公民館には今、若い人があまり訪れません。地域の消防の集まりや、祭りとかでは
参加するのに、それ以外の活動ではほとんどお年寄りが中心です。それと若い人たちによる活動があっても、個々に行われていて互いの連携がないので情報も伝わりません。
同じふるさとに住む私たちが、同じ思い出を共有できないで過ぎるのは寂しいなと感じています。日本の社会はどこでも少子化、高齢化が問題だと思うのですが、だからこそ若いということが
大きな意味を持っている時なのではと思います。若い人にしかできないことそれが求められている、そのことををチャンスとして取り組んでいきたいと考えています」
「どうもありがとうございました。ところで、休日とかはどう過ごされていますか」
「今、陶芸鑑賞に凝っています。焼き物の世界は深いなあと」
「ますますのご活躍、期待しています」
岡山県北部では知らない人はいないと言われるタウン情報誌「JAKEN」その2月号巻頭特集で”たべあるき建部”が特集されました。
この取材には20代〜30代の建部っ子を中心に結成された「たけべおこし」メンバーが参加して建部の色々なお店を紹介しています。
2月1日(月)から県北の書店やコンビニに置かれるそうで、近くでは美咲町や弓削のコンビニでも販売しているそうです。
私(戸田)も紙面で満面の笑顔で登場していますので探してみてください。(戸田記者)
小雨の降るひっそりとした福渡商店街の一角、「このか」2階では今日も元気な笑い声が聞こえます。集まっているのは「ひなげし会」のおばあちゃんたち10名。
リーダーの三船洋子さんのお話しでは、会はできてから8年目になるとか。月2回(金曜日)朝10時から皆でお昼ご飯を作り、小物創作や編み物をして楽しんでいるそうです。
それ以外にも建部のイベントにも出店し、会の出すお寿司は即売り切れの人気商品となっています。また、創作した小物は下のお店「ママゴト屋」で販売もしています。とにかく元気なのです。
会ではいつでも新規参加者を歓迎しているそうです。
1月25日(月)に津山のツモクボウリング場で「第51回建部町民親睦ボウリング大会」
が開催されました。様々な年代の方との交流並びに健康増進を目的として始まった
この大会はなんと51回目を迎えたそうです。
参加者は20代から70代の老若男女で、ストライクやスペアを取ると、年齢、性別関係なく笑顔でハイタッチしているのが
とても印象的でした。
私(記者)も参加してみて、みんなで楽しむ雰囲気がなじみやすく、
またボウリング歴の長い方からは色々と教えていただきました。
次回は6月に開催を予定していて、本紙でも紹介していきますのでご覧ください。(戸田記者)
「たけべ新聞」発刊を前に「これからの建部を考えよう」と題した意見交換会が開かれた。
集まっていただいたのは田地子地区町内会長の本田さん、地元企業の雄、小坂田建設社長の小坂田さん、岡山北商工会青年部部長、平田さん、Facebook「建部いいよね」を
展開する河本さん、そして奈良教育大学准教授でグリーンツーリズムを専門とする河本大地さんです。
午後1時から始まったこの会談、次々とここ建部の置かれている課題点やその可能性が議論されました。
この詳しいレポートは2月、3月に渡って本紙「たけべ楽考」にて掲載しますので、ご期待ください。
この春で20号を迎える季刊誌「タネピリカ」その記念すべき編集会議が今日、福渡駅商店街にある「ママゴト屋」で午前に開かれた。
集まったのはこの数年に建部へ家族で越して来た人や、結婚してここに来た人たちで、皆、小さな子どもを持つ母親だ。
今日の会議では新聞のページに沿った企画案が練られ、中でも人気の「建部オンザロード」では地元でがんばる同世代を積極的に取り上げようと
話し合われた。また心温まる「タイムスリップ」「野草のお話し」「俳句倶楽部」も引き続きの掲載が決まった。メンバーは目下15名ほどだが、これから入会を希望する人もいて
徐々に増えつつある。このママさんたちの元気は果たして建部を変えるのか、当面、目が離せない。
昨年、建部を最も元気づけたできごと。町の高齢化が進み、しだいに賑やかさを失う中、若者たちがのろしを上げた。その名も「たけべおこしプロジェクト」。
そして、そのメンバーを中心に広く呼びかけ作られた「たけべ未来塾」。昨年の建部町文化祭で、その報告が発表され、今まさに次のステップに向かって
邁進中だ。
「たけべ未来塾」が仕掛けるのは建部の新しい魅力をふんだんに盛り込んだ「新たけべ案内」。
今日も仕事を終えた若者たちが建部町公民館に集まり策を練る。2チームが「おいしいたけべ」「体験たけべ」をテーマに冊子にまとめ発刊する。
部数は2000部、市内の主だった施設や駅に置かれる。当新聞でもその進捗を随時伝えていく予定。
本日も晴天。建部町住民はあっちこっち掛け持ちで、行ったり来たりだったのでは。午前中は「福祉交流プラザ」の発表会。
午後は文化センターで催される「蚕クラブ」によるミュージカル。
その午前のイベント、福祉プラザの展示会を覗きました。
狭い会場の中には、溢れんばかりの作品。習字、書きぞめ、スケッチ、切り絵、裁縫小物、1年の成果が展示されました。
発表の部では大正琴とフラダンスが披露され、こちらも多くの来場者の拍手が響きました。
小さいながらもまとまりと温もりを感じる文化祭をここに観ることができました。
今日の町内は、朝からどこでも煙が立ち上ぼる。新年が開け、皆が「今年も元気でいられますように・・・」と思いを込めた「とんど」。
福渡第二保育園では子どもたちが去年の書初めを持ち寄り、火に入れて燃やした。炎にあぶられて高く上がった書初めに願いを込めた子どもたちは、真剣な目でその行先を追っていた。
そのあと親子でつく餅つき会や地元消防団の「マモルンジャー」が出演するアトラクションが行われ、楽しい新年のスタートを切った。
晴天に恵まれた建部町。その富沢地区で今年も里山を守り、活かそうと活動する「里山たけべの会」が新年会を開いた。
富沢改善センターで行われたこの催しには、建部に新しく越して来た30〜40代の家族や、昨年から建部を元気にしようと活動している「たけべおこし」のメンバー他、
50名が招かれた。
会は大広間が溢れんばかりの熱気の中、「里山」の活動報告から始まり新しく越してきた家族の紹介へと進んだ。正午にはお待ちかね、会の人たちで用意したシシ汁や
おでんの大鍋が振舞われた。子どもも、お年寄りもいっしょになってその味を楽しみながら和気あいあいと話をはずませる中で、昨年越してきたばかりの家族の方は
「こんな温かい地域に越して来れて本当によかった」と
うれしそうに語った。また会のメンバーから移住してきた人たちに向けて、何か要望はないかとの問いに、「もっと多くの家族を呼びたいので空き家を紹介してほしい」との
意見が出された。
最後は、会の方から「里山たけべ」をみんなで力を合わせて盛り上げて行こうとの呼びかけがあり全員拍手して閉会となった。
この日、集まったお年寄りから子どもたちまで、みんなが笑顔で語らっていたのがとても印象に残った。