建部に越してきて最初に出会ったのがここのケーキ。「あっ、おいしい、こんな本格的なケーキ屋さんが建部にあるんだ」と感心した覚えがある。それから、ちょくちょくと
いただく機会があり、一度ゆっくりと覗いてみたいと思っていた。
それが今回の取材となった。お話してくださったのは「キシモトケーキ」店主の岸本洋康、路子ご夫妻。現在、中3、小6、3才のお子さんとの5人家族だ。
「建部でケーキと言えば”キシモト”ですが、そもそもお店をここで始められたきっかけは何ですか?」
「8年前の北京オリンピックの時に店をオープンしたのですが、もともと私(洋康さん)は津山の洋菓子屋の生まれですので、高校を卒業してから神戸のケーキ店で5年修業をしました。
それから鳥取・岡山で6年、慶華園で4年半勤めました。妻とは神戸修業時代に店が大丸百貨店に出ることになりそこで知り合いました。妻は兵庫県育ちですが建部上にお祖母ちゃん家が
あります。ここを選んだのは建部で子どもを育てたかったからです」
◎「キシモトロール」
お店の名前の入ったズバリ看板商品。カステラ状
の生地に甘さ控えめな生クリーム。
1100円 (カット270円)
◎「建部ロール」
バターを使ったふわふわ生地に建部ヨーグルトが
入ったさっぱり系の生クリーム。
仕上げのシュガーパウダーが目印。
1100円 (カット270円)
◎「季節のロールケーキ」
春はイチゴ、5月からはマンゴー、夏はピーチと
旬の果物が楽しめるロールケーキ。
1500円
◎「パウンドケーキ」
元祖キシモト本店の味。細身の30cmのロングサイズ
シンプルで飽きの来ない品。
865円
☆他にも「フルーツケーキ」「ショートケーキ」「シュークリーム」「フルーツタルト」「アップルパイ」と
種類も豊富に商品が並んでいます。
つづいて「ここ建部は食材が豊富なので、いろいろとチャレンジしていますよ」と教えていただいたのは、
まず、菱川の”たけちゃん豆腐”の豆乳を使った「豆乳プリン」
豆乳がこんなにコクがあって甘い。目から鱗の1品。
次は日本酒”福わたり”の入ったマドレーヌ。洋酒ではなくて日本酒?
鶴田の山桜から採れた貴重な”さくら蜜”を使った「はちみつマドレーヌ」もおいしそう。
「カフェオレ」は地元「サニーディコーヒー」さんとのコラボ商品、クリームとコーヒーのやさしい甘さを感じてください。
生クリームに合うコーヒー豆を特別にブレンドしてもらい「キシモトBLEND」としても販売しています。
いやいや、たゆまぬ努力あっての今日があるのだと知りました。
「では、これまでにもっともこだわっていらっしゃるのは何ですか?」
「老若男女、だれでも食べてもらえるケーキをめざしています。あとは原材料です。特に生クリームは熊本産なのですが、
色がほんとに白いんです。これがないとうちのケーキは作れません」
「今後についてお聞かせください」
「今年は8月8日で8年目になるので、末広がりを願って
”創業祭”をやりたいですね」
「ありがとうございました」
中の取材を終え、外観の写真を撮りながら「この外壁の色は何色と書いたらいいですか?」とお聞きしたところ
「お客様にも目印の色をよく聞かれるのですけど、その時は”おいしそうな色です”と答えてます」
さあ、あなたも”おいしそうな色”を探しに建部にGO!
「ケーキハウス キシモト」
定休日: 水曜日及び、第3日曜日
営業時間: 9時半30分〜18時30分
アクセス: 車/国道53号吉田交差点そば
グレート岡山ゴルフ倶楽部入口
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〒709-3122 岡山市北区建部町吉田797−1
п@086-722-2113
おいしいモデルさんたち
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