おばあちゃん聞かせて 「たけべのお話し」
ねえねえ、おばあちゃん聞かせて、子どもの頃のたけべのお話し



 秋 11月 たけべの秋の味わい「干し柿」


 昔はね、冬が近づいてくるとどこの家でも
 コツコツ食べものを保存したもんだよ。
  野菜や果物がめっきり少なくなるからね。
 今も家の軒下に干し柿が吊るしてあるのを
 見かけると「ああ、ここの家はていねいに
 暮らしてるな」って思うよ。

 
  *干し柿の作り方*
  風が冷たくなった11月頃、渋柿の皮をむき、
 縄に引っかけて外の屋根のある下に吊るす。
  ひと月もすると甘くなる。カビが出たり、
 鳥に食べられたりするから注意するんだよ。

干し柿





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  *このお話は地元のおばあちゃん達からお聞きした内容を基に
   平成25年に発行された「たけべのお話」(タネピリカ編集)より抜粋しています。


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