おばあちゃん聞かせて 「たけべのお話し」
ねえねえ、おばあちゃん聞かせて、子どもの頃のたけべのお話し



 夏  6月     「たけべの夏の味わい〜ミョウガ」


  ミョウガは柿の木の下などに長い葉を茂らせて
 生えているから探してごらん。
 昔から夏の食あたりに効くと言われてるよ。
 特に建部は香りのいいミョウガがいっぱい採れるんだよ。

 「ミョウガ餅(ケンビキ焼き)の作り方」
 田植えで背中のケンビキという筋が凝るんで、
 その疲れをとるんだよ。
 もち粉を水で溶き、やわらかくして団子にする。
 ミョウガの葉を洗い水けを拭く。
 団子に餡を入れミョウガの葉で包む。
 フライパンで両面を焼いて熱々を食べて
もいいし、  冷めてからもおいしいよ。

ミョウガ





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  *このお話は地元のおばあちゃん達からお聞きした内容を基に
   平成25年に発行された「たけべのお話」(タネピリカ編集)より抜粋しています。


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