■「新たけべの彩時季」
昨年秋より改装工事中だった岡山市環境学習センター「めだかの学校」が今年3月に工事を終え開館、そのリニューアルを記念した
オープンセレモニーが昨日、29日(祝)に開かれた。
午前9時には岡山市生涯学習課職員やボランティアが集まり懸命に準備を進める。天候はまさに五月晴れ、ひんやりした風がちょうど良いくらいだ。
この日のオープニングを飾る「市場真名井神社獅子舞保存会」のメンバーも到着し、いよいよ午前10時、開幕。
まずは岡山市教育長からの「リニューアルしためだかの学校の施設、高精細動画の新しい映像、そして建部の魅力を楽しんで」との挨拶、森田市議会副議長からもお言葉を頂き、続いてこの4月から「めだかの学校」に着任された平山館長からごあいさつ。
「この建部は自然がいっぱいです、このめだかの学校にも自然の生き物がたくさん展示されています。今日はそういったものと触れ合い、
また、さまざまな体験をして一日楽しんでください。
あと、館内には池とかあぶないところもありますので、注意してケガのないようにしてください」
(さすが、この春まで校長先生だっただけある、きめ細かな配慮)
広場を取り囲むように観客が輪を作る中、太鼓と鐘の音が鳴り獅子が動き始める。子どもから大人まで十数名からなる伝統芸能の披露、初めて見る人もきっと多いだろう。 演舞の最後は肩車をしての舞い「二段獅子」、観客から盛大な拍手が鳴る。
この日の体験イベントを紹介しよう。
「クイズラリー」いくつかのクイズに答え、その回答の一文字をつなげて言葉を作る。
質問1「ドジョウはえら以外でも呼吸ができます。その方法は何呼吸という?」(いきなり超難問?)
続いて当新聞編集長(勝部)やシルバー仲間で教える「昔あそび」コマ回しに水鉄砲、竹トンボ(コマ回しに挑戦したがうまく回らず・・・昔はできたのに)
「模造紙アート」は好きな絵を描いて切って張り付ける、「魚釣りゲーム」は本物の魚ではなく、職員手作りの発泡スチロール製。
奥の「おもちゃの館」では、建部町図書館による「読み聞かせコーナー」、 見学に疲れたら、ここでゆっくりと読書の時間。 そして隣では記者(三宅)が旭川の石に絶滅危惧の生き物を描いた「国際動物会議展」を開催。 すでに「一つ私にください」と注文あり(笑)
会場内はその他にも見どころ満載。アユモドキの部屋では新作の超精密動画が映し出され、来た人の足を止める。
水槽を箱眼鏡で覗く子どもたち、「けん玉」を教わる子、「だるま落とし」、池の鯉とお話しする子ども・・・。
クイズラリーの答えは「いこうめだかのがっこう」、その通り今日の「めだかの学校へ行こう!」は大成功となった。
そろそろお昼、記者はこの後、昼食兼ねて「吉田れんげまつり」へと向かう。
国道53号沿い、吉田地区に入ると広い田んぼに一面のれんげ。その一角に白いテントが並び、活気ある人の姿。
モチを搗く杵に合わせ「ヨイショ、ヨイショ!」の掛け声、はしゃいだ子どもらの声。
テーブルでは知り合い同士で食事中、または歓談中。
ざわめいているのに、静寂さを感じるのは何故?
それは誰もがのんびりと、この時間を楽しんでいるから、この時だけは畑の世話も草刈りもなく「ゆっくり、しようやあ」
ずっと続いている「吉田れんげまつり」の原動力は自分たちが楽しむためのお祭りに徹しているところ。
参加者の顔が皆、微笑んでいるのは、まさにその証拠。
(レポート・写真 三宅 優)
岡山市環境学習センター「めだかの学校」主催、「親子タケノコ掘り体験」が、富沢地区で4月19日(土)に行なわれました。
当初、4月12日の予定でしたが、今冬の寒さと雨不足のため地上に出るのが10日ぐらい遅れたので延期されたのです。
当日は前日の雨も止み、山の端からは朝日が射し、タケノコ掘り日和となりました。
今回は7家族20名の参加で、竹林にタケノコがニョキニョキでてご挨拶、スタッフの松本さんから掘り方の指導を受け、さっそく家族ごとに分かれスタート!
大きいのにチャレンジ、重いツルハシで「ヤー」の掛け声とともにぐさり!お母さんも子どもに負けまいとグサリ。
タケノコ掘りのあとはウドやタラの芽取りをして自然の恵みをいっぱいいただき帰路に着きました。今夜は、山菜や野草の料理で思い出づくりホッコリですね‼️
(レポート・写真 勝部 公平)