■「新たけべの彩時季」
令和6年11月24日(日)、いよいよ「たけべマルシェ」開催の日だ(ヤッター!すごいぞ、今回で7回目)
午前9時、会場となる建部町文化センター裏の旭川河川敷にはいくつものテントが並ぶ。
記者も昨年同様、体験コーナー(ストーンペインティング)で参加。
さぁて、私のコーナーは相棒に任せて、さっそく出店者のテントをチェック。昨年は忙しい中、写真漏れがいくつも出たので、早いうちに収めておこうとの反省。
案内パンフによると21の「たべもの」部門、10の「ざっか」他に子どもの運営するお店が複数、体験もあるしイベントも組まれている。
では今回の「たべもの」部門を紹介しよう。
尚、写真はお店によって出来不出来があるので寛容に願いたい(笑)
上段に構えるのは、「Curry NaNa」さん、昨年も出店、カレーとコーンスープのお店。
「田渕商店」さん、国道53号に店舗を構える話題のお店、焼き芋アイス・焼き芋ブリュレが売り。
「建部ヨーグルト」さん数々の賞を獲得した建部を代表する企業。ヨーグルトソフトクリームが人気。
「サニーデイコーヒーさん」今年で9周年、当新聞と同じ年、今や地元のみならず県内全域からのお客さん。
「岡山県青年団協議会」さんたけべ新聞とのおつきあいも長いメンバーによる「わたがし」販売。ガンバレ、ノンちゃん。
ネパール家庭料理のお店「ダルバート」さんは今回、初の出店。チャパティのアレンジが楽しめる。
下の芝生ゾーンでは、「タコ ROAD」さん、建部中学「たけべ部」による「たこ焼」製造。福渡町内会のたこ焼師範、窪藪さんの
指導を受け実習を重ね、さてそのお味は(笑)?
「ケーキハウス キシモト」さん、こちらも建部を代表する洋菓子の名店。53号線のお店では「建部ロール」がおすすめ!
菜食印度カレー「いなほ屋」さんとも長いお付き合い。インドで修業した薬膳カレーの草分け的お店。
建部町吉田地区からは「吉田バンブーの会」さんが「よもぎ餅」と射的で楽しさ演出。
「くらしとおやつ 茶の間」さんは、焼き菓子とドライフラワーをご持参。
「コハタビ」さん、自家栽培の新鮮野菜がずらり、野菜スープも提供。
「ロクタン食堂」さん、チキン南蛮のプレートに食欲をそそられること請け合い!
「FARM HOUSE」さん、ラップサンドとトルティーヤチップスが人気、様々なイベントやマルシェで活躍。
「煎ルガ&ブラウ」さん、スペシャルティコーヒーのお店、店頭メニューからはこだわりが伝わって来る。
「ひだまりプリン」さんも初の参加、低温殺菌牛乳で卵を使わないミルクプリンを提供される、楽しみ。
ナチュラルスイーツ「チュプ」さん、記者が建部に移住して以来のお付合い、焼菓子、わらび餅、スコーンなど自然素材を生かしたスイーツが魅力。
「ふくみ家」さんは、チャーシューラーメンと唐揚げ、お店の人気もあって行列必至。]
石窯ぱんや「nico」さん、こちらも建部に移住して以来15年のお付合い、自家製ピザ窯で焼いたピッツア、パンが大人気。
同じく石窯パン「雪bolo」さんはパン、焼き菓子、シュークリームなどメニュー豊富にラインナップ。
「かむいや」さんも初出店、手作りソースで作る「富士宮やきそば」に注目!
パン屋さんが続きます、初出店「焼き屋」さんは石窯でカンパーニュなど種類豊富に品ぞろえ。
次は「ざっか」のご案内、「ice green」さんは、ドライフラワーを使ったリースと森の小さなスワッグのお店。
「SONGBIRD FLOWER」さん、園芸植物、鉢植え、植木を取り扱うお店、緑いっぱい。
「nun nun」さんは昨年も参加、水引を巧みに使った美しいアクセサリーや小物が魅力。
「Nux inglans」さんも、さまざまな手作りのアクセサリーを展示販売。
「Shu-Ryu」さんは地元からの出店で、あみぐるみ、レジン雑貨、他にキャンディバッグワークショップを行う。
お次はと見れば「おやおや、これは先生、今日はどうされたんですか?」福渡にある養護施設「葵の園」の市場先生(お医者さん)ではありませんか(笑)
「今日は私の焼いた備前焼を持ってきました」と言うことで「備前焼 しょうぶん」さんは食器の焼き物の展示。
「moin moin+mica」さんは、かわいい―雑貨をズラーり、と・・・。
木製食器の「ilo」さん、木の手触り感あふれる食器が並びます。
お隣は妻(当新聞グルメレポーター)が働く「なでしこ共同作業所」の小物と「さおり織」の販売。
その前は、地元でお世話になる民生委員さんの「オレンジリボン」啓蒙のブース。
そして、このマルシェ一番の盛り上がりは、子どもたちによる手作りのお店「こどもちっちゃ市」
広場中央にアクセサリーやボンボン、写真立て、ビーズ小物など子ども手作りのお店がズラリ。
「いらっしゃいませー」の声が方々から聞こえる。
「chenge」は、衣服交換会、持ち込みも大歓迎。
お店を一通り回った頃には来場者がグ~ンと増えて、買い物を手にした人で笑顔があふれんばかり。
食べ物やさんにも長い行列が出る店も、記者の「ストーンペインティング」も満席で、あわてて今日の本業に入る(笑)
腹ごしらえを終えた午後1時からは野外ステージでのイベント2本。
まずは建部ナンバーワンのエンターテーナー「建部はっぽね太鼓」の演奏から。
「ドドド~ン!」まさに腹に響き渡る太鼓の音。
大拍手を受けて次なるは「多自枯鴨神社」の棒遣い演舞。親から子へと受け継がれた伝統芸能の重さが観る人に伝わる。
時間は2時を過ぎ、時折、吹く風も冷たさが増し始めるが、観客はじっと座ったまま踊りの一部始終から目を離さない。
そろそろマルシェもフィナーレを迎える時間。
「ありがとう、また来年ね」仲間たちの声が晴天の秋空に飛び交う。
丁度、その頃2時半より文化センター大ホールではこの日、建部町文化祭のビッグイベント「岡山ヴェルディ」の演奏会が開かれていた。
これもコロナで6年ぶりの開催だが、戻ってきた日常を喜び合う町民たちの姿が印象的だった。
最後も観客全員で歌う「ふるさと」で締めくくられた。
(レポート・写真 三宅 優 )
11月24日(日)、秋晴れの「たけべ古道」ウォークに参加した20数名、めだかの学校が改装工事のため、駐車場で開会式を済ませ、刈り取りが終わった建部平野の田んぼ道を通り、小高い妙浄寺前まで散策気分でウォーク、いよいよ山道の登りです。
サクサクと足音が聴こえる落ち葉の道を進むと大きな花崗岩の32号古墳、千四〜五百年前6〜7世紀に造られたと推定され、いにしえの歴史が秋風とともに感じられ、次々と古墳が登場し、子供たちは興奮気味。
今回の参加者は、子育て中の自然体験が大好きな親子グループ、最年少は2歳の子供さんです。もう一つのグループは、歴史や考古学が大好きな30代から70代の歴史探偵面々。
20数年前に岡山大学の考古学グループで、古墳発掘に学生時代にこの山の古墳探しをしたという重鎮まで多彩なメンバーの仲間の皆さんのチームでした。
自然が大好き、悠久の歴史が大好きなメンバーのたけべ古道ウォークでした。ちなみに2歳お子さんはお母さんの抱っこ紐に抱かれて
完走しましたよ、バンザイ!!
(レポート・写真 勝部 公平)
秋晴れの11月10日、20人ほどの親子の歓迎は秋の田んぼで収穫し、たわわに実った稲から出たもみ殻を焼いて、もくもくと白い煙をたなびかせての歓迎です。
さっそく、黒く焼けたもみ殻の中に銀紙にくるんださつまいもを参加者一人一人が入れ仕込みます。
焼き芋ができるまでの間、里山の自然観察をしながら里山学習、里山に生息している動物や昆虫、ようやく色づいてきたもみじ、出番が来たよーとキノコ類など自然の歓迎に感動!
今度は竹とんぼ作りや竹切りの道具を使っての体験、クライマックスはロープクライミング、チャレンジ旺盛な子供達。
最年少は5歳の子供さん、日本も安心ですねー、最後は、ホッコリ甘い焼き芋をいただいて、秋の里山を満喫した一日でした、
(レポート・写真 勝部 公平)
里山の自然や森の環境整備や里山文化の継承、多彩な遊び場の活用を目指して活動している「里山たけべ」。
今日は建部の「鎌あげ祭り」を開催、午前の最初は会員が伐採した木の玉切り(運びやすく短かく切る)運搬、椎茸の原木の入れ替えなど定期作業を終えました。
そうして「鎌上げ祭り」です、お米の豊作に感謝する神事。手刈りしていた時代には稲刈り鎌を祭壇に祭り豊作と使用した道具への祈りをささげていました。
その後はお楽しみ、無礼講の交流会です。
参加者のファミリーが作った特製カレーうどんやホルモンなどのバーベキュー、子供達は自然のフィールドで遊び、お母さんたちは井戸端コミニケーション。
こんな風景が里山生活なうるおいなんですねー!
(レポート・写真 勝部 公平)