建部の最新ニュース

  2021年6月

   ■「新たけべの彩時季」

6月の彩時季

(左上から右へ)

 *1日発信 石と遊ぶ  *2日発信 里山の草花  *10日発信 公民館避難所指定成る  
 *18日発信 梅雨の晴れ間  *18日発信 里山アジサイ  *8日発信 森のアジサイ
 *ツバメ来る  *棚田の田植え  *20日発信 福渡愛護の草刈り




 本日は建部の風物詩「草刈りデー」
 
 2021年6月20日発信

草刈りデー

今日、日曜日は梅雨の合間の晴れ、となれば、たけべの定番「草刈りデー」。
 ここ福渡側の旭川河川敷の桜並木の回りは、人の腰高ほどに伸びた草がボウボウ。 53号線から望めた「しあわせ橋」も見通せない。

草刈りデー

 まだ朝モヤがおおう6時半、福渡町内会のボランティア40数名が、草刈り機、熊手、カマを手に集合。
 前の草刈りから約3カ月、回を追うごとに若い参加者が増え、頼もしい限りだ。 最近、移住してきた人の顔も見られる。

草刈りデー

 窪藪町内会長から段取りを聞くと一斉に 「さあ、やるか!」と作業にとりかかる。
 草を刈る人、集める人、ホウキで掃く人、ゴミを集める人、みな「勝手知ったる河川の草刈り」とばかり手際が良い。

草刈りデー

 それにしても、今年の草は半端じゃなく大伸び状態、特にカズラがやたらとはびこっている。熱帯地方で見られるような葉っぱのデカい植物も。いつの間にか、日本が日本でなくなってきているのか。
 やること1時間、あれほどのさばっていた大草もきれいに刈られ、桜の木の根元に肥しとして盛られた。

草刈りデー

 来たときに辺りを覆っていたモヤも消え、今日も暑くなりそうな日の光が照り始めた。
 「ごくろうさまー」「どうもお疲れさまー」解散宣言。
  「この後も、まだ家の草刈りがあるんじゃー」「そりゃあ大変だー」
 それぞれの休日へとこのあと帰参した。

草刈りデー

 (レポート・三宅優) 





 たけべ里山のアジサイが到着
 
 2021年6月18日発信

アジサイ

 6月も半ばを過ぎ、どこもジトジトと鬱陶しい。まったく降らないのも困りものだが、どんよりとした中、外に出かけないでいるとつい気が滅入る。
 そうしていたら「里山建部」の仲間からこの時期を伝える写真が到着。一つは昨日の晴天を見事にとらえた佐藤誠 氏の里山風景。二つ目は山の道べりに咲くアジサイの光景、市議会議員、森田卓司 氏からの提供。
 当新聞編集長も面目躍如と早朝の里山キャンプ地でシャッターを切る。それではと、記者も部屋に活けたアジサイの傍で出かけたそうに外を 眺めるネコをカメラに・・・。

アジサイ

 集まったフォトを一枚にしてみると、先ほどまで憂鬱に感じていた梅雨の光景が急に輝きはじめた、伸び放題の雑草さえ愛おしく観えてくるから不思議。
 都会にだってアジサイは咲いているだろう、だが此処の花たちの背景にはいつも緑深い自然がある。遠くに出た若者たちが、ふるさと建部を思い浮かべる時、それは一層、色濃くなることだろう。

 (レポート・三宅優 写真・森田卓司 佐藤誠 勝部公平) 





 出水期の建部町福渡に安心の避難所が加わる!
 
 2021年6月10日発信

公民館防災

例年になく早い梅雨入りに異常気象の前触れと恐れる日々。コロナのワクチン接種も終わらない中、大雨、土砂災害の危険による避難を余儀なくされた時、はたしてこれまでの避難施設だけで大丈夫だろうか。
 ここ建部町福渡学区の土砂災害警戒時の指定避難所はこれまで福渡小学校とB&G。他の施設は土砂災害の危険地区にあり、使えなかった。 しかし福渡町内から小学校まではおよそ3キロの距離、B&Ghaもっと遠い。高齢の町民にとっては車で行くしかなく、またそこまでの道が浸水することもあり現実的には無理。
 こういった状況を受け、岡山市危機管理室では昨年から土砂災害危険地域に建つ建部町公民館の被害予想調査を専門機関に依頼実施。その安全性の確認を進めた。
 その結果、建物に到達する土砂の量は高さ20cm位に過ぎず、山あいに新たな砂防ダムも作られ安全度が高くなっていると結論。 このたび正式に建部町公民館を土砂災害警戒警報時においても避難できる施設となった。

公民館防災

 いやあ、正直(福渡防災団・副団長の記者にとって)こんなにうれしかったことは昨今ない。年々、ゲリラ豪雨は激しくなるのに、避難して一夜を過ごせる場所は、町の小さなコミュニティしかない。そばに、しっかりした公の施設があるのに使えない・・・/(^o^)\ナンテコッタ、だった。
 杉山公民館長、地元選出の森田市議会議員、すばやく動いてくれた岡山市危機管理室の尽力があってのことだ。  

公民館防災

 さっそく、今月3日には避難所開設時の運営に当たる市の指定職員さん(5名)と当防災団役員とで、公民館長の説明を受けながら館内の避難場所や設備について確認を行った。
 避難場所としては3階にある和室(25畳)、2階の旧図書室(カーペット敷)、1階の会議室(2部屋)の4部屋が使用できる。高齢化率55%、老人の多い町内ゆえ、畳でくつろげる部屋はありがたい限り。

公民館防災

 だれにとっても、今までとは違う環境に置かれていることは事実、コロナを含め、豪雨被害ともども乗り越えていくしかない。
 そのために日頃から準備をし、防災活動にも積極的に参加する、人任せにしないことが大切。自分の命は自分で守るが原則だ。

 (記事・写真 三宅優) 





 建部の里山から、草花の便り届きました
 
 2021年6月2日発信

コロナの影響で、里山も活動を停止していますが、メンバーたちはそれぞれベースキャンプに足を運び、季節を楽しんでいます。今日も梅雨の晴れ間の光あふれる写真が届きました。
 「里山の小さなお友だち」、里山を散策していると、ついつい見過ごしてしまいがちですが、どれもその瞬間を精一杯生きています。

里山写真

 (コメント・勝部公平 写真・(里山会員)前原 慎一 佐藤 誠)







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