扇を手に「あっ晴れ、あっ晴れ!」と言っているのは今年の干支「卯(う)」
ウサギさんが褒めるのはわが町、たけべ福渡?
そう言えば、昨年は福渡は「ふるさとあっ晴れ認定」を授与、岡山、尾道、JR沿線に「福渡あり!」と名を広めた(かな?)
そして、建部では獅子舞、棒遣いの伝統芸能を絶やさず継承してきた「建部伝統芸能伝承保存会」が「おかやま協働のまちづくり賞」で大賞に輝いた。いずれも「あっ晴れ、あっ晴れ!」だった。
オッと忘れてならないのは当「たけべ新聞」も今年で8周年。「8」は永遠を表す数字、「八」は末広がり、といいことづくめ。
それを祝って、新年巻頭を飾るのは「あっ晴れ めで鯛づくし」の展覧会。スマホを手にカウチポテトで楽しむちょっとhappyな時間。
(レポート・写真 三宅 美恵子/ 三宅 優 )
羽織、袴で「本年もよろしくお願いいたします」と丁寧なごあいさつ。耳の立派さは、人の声に耳を傾ける謙虚さの表れ。きっと「うさぎ連合町内会」の会長さんに違いない(笑)
先ほど紹介の「あっ晴れ、あっ晴れ」ウサギ、実は舞踊の真っ最中。おへそ丸出しの姿は、町に一人はいる酒席好きのおやっさん。
「さあて、いっちょう、踊るかー」自慢の喉を効かせながらの扇舞い、観客うさぎの手拍子が聞こえてきそう。
左で、しょぼくれてるのは「印旛の白兎」昔話に登場のひどい目にあったウサギだけど、関東(埼玉)ウサギは極めて明るい。
「くよくよしないで、楽しくいこうよー」そう、今年一年は、それで行きたいね。
ウサギと言えば、餅つき、お月様でも持ちつく姿。ウサギが餅をつくのはどこが始まりだろう。鳥獣戯画にも兎が登場するけど、餅をつく図があったかどうだか。
でも、昔からウサギは人に代わり易い生きものだったのだろう。ウサギが「餅屋」を開くのも至極当然。
玉のように丸く、ふくよかなウサギたち、つい手に取り背中を撫でてやりたくなる。
本当のウサギを飼ったことのある人が、何とか可愛さを伝えたいと考案したのかな。
こちらは、荒波、朝鮮海峡を前にする福岡らしい一品。海波を丸い形状に置き換えた創作力に感心。ウサギも懸命に波を制しようと跳躍する姿が勇ましい。
記者の一押し。
只今、ウサギ一匹だけど、いろんなウサギが出演中!今年の跳躍は「兎(うさぎ)」で決まり!!
そうして縁起ついでの特別企画「めで鯛づくし展」
せっかくだから、一年中を御目出たく過ごそうよ、と当新聞グルメレポーターが腕に選りをかけての、めでた尽くし。
「祝い鯛」「宝船」「鯛抱えエビス」「鯛車」、恵比寿様がほほ笑んで、鯛も元気に飛び跳ねる。
365日、いつでも”めでたく”過ごせます(笑)
おまけ付き。
「かまえて、構えて・・・!」ついでにカエルたちも友情出演。丸い土俵で「はっけよい!」
(行司は式守伊之助蛙 対戦するは高見山蛙×千代の富士蛙)
(レポート・写真 三宅 優 三宅 美恵子)
開催期間:「干支の兎(うさぎ)展」通年展示
「めで鯛づくし」令和5年1月15日まで
会場 :岡山市環境学習センター
「めだかの学校」おもちゃの宿
開館時間:冬時間9時30~16時30分
入場料:大人310円 子ども100円
定休日:毎週火曜日(年末年始)
お問合せ:086-722-1231