「♪かえるの歌が 聞こえて来るよ~」この季節の風物詩・・・と言えば”カエルの合唱”。
「グォ~ン、グォ~ン」これはウシガエル、「グググ、グググ」これはトノサマガエル
、アマガエルは「ゲコゲコ」カジカは「キロキロ」。
日本には40種類以上もいて、昔から田んぼで虫を捕ってくれるので大事にされてきたとか。
当然、民芸品やおもちゃになってさまざまに登場、「ケロヨン」「けろけろけろっぴ」「ぴょん吉」「カーミット」など人気キャラクターもいっぱい。
今回、展示した「カエル」は、以前、収集家の方からの寄贈されたもの、陶器、木製、ガラス製、石細工、皮製品、紙、ブリキ、縫いぐるみ、素材も様々でいかにもカエルらしい賑やかさ。
では、おもちゃの宿に勢ぞろいした「カエルたち」のコンサートを覗いて見ましょう。
(レポート・写真 三宅 美恵子/ 三宅 優 )
大きな池に集まったのは○十種類ものカエルたち。あっちでも、こっちでも「ケロケロ」「グァグァ」「コロコロ」と、てんでにお喋りが聞こえて来そう。
もう、うるさくてそばにいられません(笑)
こちらは友だち同士でリラックス。
「おい、こいつ、僕らとは格好が違うけど、誰だ?」「うん、身体が長くないなあ」
そう言えば世界中でカエルたちが擬人化されている(笑)
「ワシがホントのカエルの格好じゃ」と四つん這いのトノサマガエルが怒ってる。
なにやら瞑想中の親父ガエル、赤ん坊のオタマジャクシを肩に載せ、足元には兄ちゃんガエルとお酒の徳利。
「ああ、いい気持ちだなあー」カエルの世界はどこまでも平和。
こちらは、さまざまに余暇を楽しむご婦人たち。「ゴルフのプレー中」「着飾ってお出かけ」「肩車してお散歩」 自由気ままもカエルならでは。
「おいおい、甘ったれたことを言ってんじゃあねえぞ!」オッとこちらは、いかついカエル一家。合唱団の中で凄みの低音バスが響きそう。
カエルと言えば貯金箱が定番。こちらも千両を抱いて縁起がいい。「くれ、くれ」「ケロケロ!」カエルの貯金箱に貯めれば欲しかったものが買える気がする、「お金を貯めろ、貯めろと催促してくれる」(笑)
最後に、今ページのみの特別出品、記者の外国旅行のお土産コレクションからいくつかを。
世界中で愛されているカエルたち、こんな風に世界がワイワイ仲良くありますようにと願ってやみません。
(レポート・三宅 美恵子 写真・三宅 優)
開催期間:令和4年8月31日まで
会場 :岡山市環境学習センター
「めだかの学校」おもちゃの宿
開館時間:9時~17時
入場料:大人310円 子ども100円
定休日:毎週火曜日(年末年始)
お問合せ:086-722-1231