*あらまし*
古武道竹内流(たけのうちりゅう)は、岡山県のほぼ真ん中にあたる岡山市北区建部町角石谷(ついしだに)で、一子相伝で伝えられている武術です。
天文元年(1532年)に作州一ノ瀬城の城主、竹内中務大輔久盛によって祖が築かれました。
そして、流祖、久盛の子・二代目竹内常陸介久勝、孫の三代目竹内加賀介久吉によって戦国時代から江戸時代初期にかけて完成されました。
*わざ:演武・稽古*
竹内流は総合武術です。太刀や小太刀を使う「捕手腰之廻小具足(こしのまわりこぐそく)」、「剣法斉手(さいで)」
をはじめ「抜刀(いあい)」、
「なぎなた術」、「鉄扇の術」、「棒や杖の術」、「羽手(はで)」
と呼ばれる柔術、やわらの基となる体術、
「捕縄(ほじょう)術」など、いわゆる武芸十八般に及ぶ武術で構成されています。
*竹内流、一子相伝の系譜*
流祖 竹内中務大輔久盛 → 二代目 竹内常陸介久勝 → 三代目 竹内加賀介久吉 →
四代目 竹内藤一郎久次 → 五代目 竹内藤一郎久政 → 六代目 竹内藤一郎久重 →
七代目 竹内藤一郎久孝 → 八代目 竹内藤一郎久愛 → 九代目 竹内藤十郎久種 →
十代目 竹内藤十郎久守 →十一代目 竹内藤十郎久充 →十二代目 竹内藤十郎久博 →
十三代目 竹内藤十郎久武(現在/本名・竹内武夫)
(参考文献)竹内武夫氏「古武道竹内流」資料より
*「古武道竹内流」入門ごあんない*
竹内流は485年に渡り伝え守られ、庶民の武道として発展してきた伝統文化です。我こそはと思われる方の入門を
心よりお待ちしています。岡山市内、倉敷等でも道場が開かれていますので、問い合わせください。
「古武道竹内流」
竹内流武術相伝家十三代目 竹内藤十郎
本名/竹内武夫
日本古武道振興会所属
日本古武道協会所属(常任理事)
元公立小学校長 元建部町教育委員会教育長
<住所>〒709-3104 岡山市北区建部町角石谷1131
Eメール take-pro@po12.oninet.ne.jp